【詳報】なんかのネガキャンか? メロンブックス元社員が検察側証人に出廷 CG児童ポルノ裁判第6回公判

 10月7日、三日間にわたるCG児童ポルノ裁判の2日目、第6回公判が行われた。1日を費やして行われた公判では、検察側証人として検察が児童ポルノだと主張する被告T氏の作品『聖少女伝説』『聖少女伝説2』のダウンロード販売を行った同人誌ショップ・メロンブックスの元社員が出廷。メロンブックスが児童ポルノに対しての正確な認識を持たない企業であることを証言する波乱含みの展開となった。

1510_melon.jpg『メロンブックス』公式ページより。

 この日の公判では、午前中に昨年行われた第2回公判の証人・横谷進氏の証言の蓋然性について、弁護団の壇俊光弁護士が証人として出廷。引き続き、検察側証人としてメロンブックスの元社員が出廷し検察、弁護団双方の質問に答えた。午後からは、被告人質問として弁護団が容疑となっている画像の制作過程について一枚ずつ証言が行われた。

 この中で取材陣が驚いたのは、検察側証人として出廷したメロンブックス元社員の証言。

 メロンブックスのダウンロード販売サイトを担当していた元社員は、同社に登録された作品の審査基準が極めて曖昧であると証言。「児童ポルノ法の条文は今初めて知った」などと答えたのである。本サイトの取材によれば、この元社員は現在別のダウンロード販売系大手に勤務しているという……。

 この日も傍聴券配布となった、裁判だが傍聴者は10人ほどで空席が目立つ。1年以上、なんら動きがなかったことで注目度は低下しているようだ。

【CG児童ポルノ裁判・第6回公判 詳報】
※録音・録画禁止のため、取材時のメモ書きなどをもとに作成しております。一部不明確な箇所がある場合がございます。ご了承ください。

<9時50分開廷。傍聴券が配布されたものの傍聴希望者は10名ほど。昨日見られた傍聴マニアっぽい人の姿は見られない。>

 証人としてまず、壇俊光弁護士が立つ。三上裁判官「なんかヘンな感じですね」と、笑いを。昨年の横谷証人の証言に対する反論文書に対して三上裁判官が質問していく。

<昨年の横谷証人の証言は、第二次性徴期の発源年齢を調べるタナー法に基づいて、CGの素材となったとされる写真の被写体の年齢について証言したもの。タナー法による年齢の推定には疑問があるというのが、証人・壇弁護士の主張だ。三上裁判官からは、横谷証人の尋問に利用された胸部をキャプチャした画像、アダルトビデオ販売サイトのキャプチャ画像などの資料について質問が続く。その後、タナー法の信憑性を実証した『貧乳幼体縛ってロリィーちゃん 輪姦ぶっかけ 琴音さら』のタイトルが示され、パッケージが証拠として提示される。昨年、横谷証人は、この女優の胸部を見て年齢を正確に証明することができなかった(http://otapol.jp/2014/02/post-563.html)>

改正児童ポルノ禁止法を考える

改正児童ポルノ禁止法を考える

きちんと理解しておきましょう、自衛のためにも。

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