『トッキュウジャー』第44駅 ライトが緊縛、拘束、そして闇落ち! 中二病チックな暗黒展開が止まらない

――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー! これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『烈車戦隊トッキュウジャー
第44駅「昴ヶ浜へ」

【今週の極私的見どころ!】
 線路は続くよ、あの人に……って、ヒカリ(演:横浜流星)の気持ちが正直すぎる!!

 えーっと、まずはお詫びと訂正を。前回のこの欄でワタクシ「(東映の)公式サイトは最新話の記事のみ掲載する仕様のため、そのこと(ヒカリ役の横浜流星くんとカグラ役の森高愛ちゃんが幼なじみということ)が書かれた第43駅の記事は、残念ながらすでに削除済み」と書いてしまいましたが、ある人から「TOPページに過去のあらすじ一覧へのリンクありますよー」との連絡をいただきました。いやいや、もう一年近く見ているサイトなのに、そんな基本的なところに気がつかないわけが……あった、ありましたよ。一年間俺何見てたんだよ。バカ、俺。

 というわけで東映さん並びに読者の皆さまには、たいへんご迷惑をおかけしました。ここに深くお詫び申し上げます。

 で閑話休題、ここからが本題です。今回、途中でキャッスルターミナルに突入する際に、トッキュウジャーの面々が昴ヶ浜に残して来た大切な人たちのことを思い出すシーンがあるんですが、トカッチ(演:平牧仁)はリョーナイトを描いてくれたお兄ちゃん。ミオ(演:梨里杏)は、おそらく男手ひとつで育ててくれたお父さん、カグラは両親に弟だったんですが、ヒカリはなぜか第36駅で出た教育実習生の井川さくら先生(演:外岡えりか)でした。いや、君、前回カグラに、女手一つで育ててくれてるお母さんとか、大切なけん玉くれたおばあさんの話してなかった? まあ、初恋の人が大切なのはわかるけど……。

【今週のオススメ度】
★★★★☆
(前回のあらすじはこちら)

 先のドールハウスシャドー(CV:河本邦弘)との戦いで見せたライト(演:志尊淳)の変化が気になる明(演:長濱慎)。烈車内にたびたび見られる闇のカス、これももしやライトの体から出たものでは……。そんな明の不安をよそに、レインボーラインの総裁(CV:鳥海浩輔)からの呼び出しで、急きょ烈車はハイパーターミナルへと向かうことに。すると、そこで総裁自らの手によるレインボー超竜巻闇クリーナーでの検査から、ライトの体から闇の皇帝ゼット(演:大口兼悟)の闇が出ていることが発覚した……。

 ヒカリ曰く「あの人からの連絡で、良いニュースだったことないでしょ」。ゼットが話数を重ねるごとにシリアス度が増していくのに対して、ネタキャラ化が止まらない総裁さん。いちおうヒーロー陣営で一番偉い人なのに……一瞬同情しかけましたが、レインボー超竜巻闇クリーナーというのがどう見てもただの扇風機だったので、まあもうそれもやむなし。

 キャッスルターミナルの闇が昴ヶ浜を飲み込んだ際、初めて闇に触れたライトと初めてキラキラに触れたゼットは、互いに影響を与えてしまったのではないか、とのこと。ここに来て、まさかの第1駅のライト、シャドーライン乗車の伏線回収! その間、なんと11カ月、いま流行りの熟成肉も真っ青の焦らしテクニックです。おまけに、ライトが町から車内に飛ばされる間にも何かあった様子……。

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