“『ぼのぼの』愛”に満ちた新作アニメ『ぼのぼの』。原作者・いがらしみきお×監督・山口秀憲×主題歌担当・モノブライト桃野陽介インタビュー

bonobono01.jpg左から山口監督、原作者・いがらしみきお、モノブライト・桃野陽介

 総発行部数900万部を超え、今年連載30周年を迎えた、いがらしみきお原作の人気コミック『ぼのぼの』(竹書房)。ラッコの子ども“ぼのぼの”を中心にアライグマ、シマリスなど森の仲間とのふれあう姿を描いた本作品が、連載開始30周年のタイミングで再びテレビアニメ化が決定した。

 放送は2016年4月2日よりフジテレビにて毎週土曜日の朝4時52分~、アニマックスでは16年5月8日より毎週日曜日の朝10時30分~、フジテレビオンデマンドでは16年4月2日より5時~毎週土曜日に配信がスタートする。

 3月26日、放送に先がけてアニメ最速先行上映がマスコミ向けに行われ、上演後に原作者である、いがらしみきお先生、監督の山口秀憲氏、主題歌を担当するロックバンド・モノブライトの桃野陽介の鼎談が行われた。

 20年ぶりのアニメ化に関して、いらがらしみきおが「ここ3年ほど、キャラクターグッズなどを発売して反響があったので、私の中でも色気が出てきたというか(笑)。TVアニメをやりたいと思っていたら、竹書房さんも同じように思っていたらしくて。30周年という節目の年に実現したということは一つの巡り合わせだと感じています」と、正直すぎるコメント。

『ぼのぼの』のファンだったという山口監督は、「今回ミニアニメなのですが、原作では一を担当したつのエピソードが長いもの多かったりします。放送する4分半に魅力が凝縮できるかということと、作品独特の“間”をアニメに落とし込めるかがチャレンジ。昔から本当に好きな作品なので光栄です」と意気込みを見せた。

 また、主題歌「bonobonoする」で作詞・作曲したモノブライトの桃野陽介は、「物心ついたころから作品を知っていたので、僕にとっては歴史的なものに歌を作るみたいな感覚が強いです。たとえば『奈良の大仏に主題歌を作る』みたいなことなんですよ。『ぼのぼの』はキャラクターを通り越して『ぼのぼのする』と動詞として想像して、子ども目線ではなく子どもになって歌いました」と語った。

 この鼎談後、個別インタビューも敢行! 今回のアニメ化に対する想いを、それぞれさらに深く語ってもらった。

Bright Ground Music

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週末の朝、徹夜明けにしみそうなアニメになってます

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