TVアニメ「SK∞ エスケーエイト」仲直りしてから以前よりイチャイチャが増している!第11話

TVアニメ「SK∞ エスケーエイト」公式サイトより

 暦とランガの友情復活してくれて本当にありがとう。仲直りしてから以前よりイチャイチャが増しているようにしか思えないくらいイチャイチャしてたけど幻覚なのだろうか。

 食欲がなかった暦がもりもりごはん食べるようになって、待ち合わせ場所に二人でいって、今日何しようか楽しそうに話して競争しながら学校にいって、一緒のバイト先行って……ってもう!! 付き合ってる!! 今まで二人がぎくしゃくしている期間が長かっただけに何でもないやり取りが本当に尊い。愛しい。仲良しかわいい。

 前回「持たざる者」としてアドバイスをした岡店長も、すっかり元に戻った暦を見てほっと胸をなでおろす。

 暦は自分がランガやミヤ、ジョーたちと違うことをキチンとわかったうえでそれでもやっぱりスケートが好きというところが同じでそこが一番大事だということを語る。それでいいんだよ……。

 そんな話をしていると、店に忠が現れる。彼はアダムから暦への招待状を持ってきたのだ。ついポロリと「ラブホで会った」とこぼしてしまってランガや岡店長に驚かれるがランガはラブホの意味を分かっていなかった。これ二次創作で腐るほどみたやつだ……。

 暦はアダムにシャドーの代わりの対戦相手として選ばれた。だが、忠は暦に辞退したほうがいいと助言する。以前のビーフはアダムにとってただの遊びだったが今回は違う。暦が参加したら確実に人生を棒に振るような事態になってしまうという忠告だ。

 だが暦は自分がスケートをやる理由は「ただ楽しいから」。それだけだから今回もやるのだと、招待状を受け取った。

 暦がアダムと戦うと聞いて、シャドーやミヤたちは難色を示したが、暦がアダムとの勝負を受けたということは暦が戻ってきたということだと皆一様にうれしそうだ。暦愛されてる。

 ランガは暦と仲直りしたことで、壊れてしまった自分のボードが治るかどうかを暦に見てもらう。さすがに折れてしまったものを元通りに、というわけにはいかないようだ。元に戻せないと聞いてあからさまに落ち込むランガ。

 自分はいつもなくなってから初めて気づくことが多すぎる、と暦を失ったことも併せて思い出していた。なくしてからそれがどれだけ大切だったかと気づくのだと落ちこむランガに「壊れたなら直せばいい。俺たちみたいに」と声をかける暦……。付き合ってる?

 ランガの新しいボードは今まで使っていたものの使える部分を再利用して作ることに。今まで暦が作っておいたリールなどのコレクションを見ながら部品を選んでいく。その中で、スノボに寄せるために着けていた足元のグリップを外さないかと暦が提案する。

 今まで補助輪のような意味合いでつけていたが、だいぶスケートになれた今のランガならなくても乗りこなせるだろうという判断だ。ランガもこれを受け入れ外す決意をする。

 逆にランガも対アダム戦を控える暦を心配する。どういう風に滑るつもりなのかと聞こうとすると、暦はその会話の中から妙案を思いつく。

 そしてとうとうやってきたアダムと暦のビーフ当日。ギャラリーは虐殺ショーだと笑ったりアダムの一方的な滑りになることなどを噂し合っていた。

 アダムに勝てるとは思えないけれど、それでも暦の仲間たちは叱咤激励を送ってくれる。以前アダムから手痛い仕打ちを受けたチェリーも車いすをジョーに押させながらも応援に来て九照れていた。

 スタート地点に向かう暦にランガは、「勝てよ」と背中を押す。暦が勝てば決勝でランガと戦うことができる。決勝で戦う約束を交わして暦はアダムの待つスタート地点へ。

 今回アダムは暦をランガとの仲を邪魔する障害物として見ている。暦が自分の手でぐちゃぐちゃになることでランガがどんな顔をするかどうかを妄想して楽しんでいるだけで目の前の暦を歯牙にもかけない。

 余裕綽々のアダムはスタートしてからも圧倒的な実力差で暦を離していく。暦は暦でいつもの暦よりもスピードが遅いのでは? と皆から危惧される。

 あまりの遅さにアダムが業を煮やしてしょっぱなからラブハックを仕掛けてくる。今までの戦いで見てきた攻略法でかわそうとしたものの、かわされることを想定した動きで暦はあっという間に芝生に投げ込まれてしまう。

 一度落とされてもそれで諦める暦ではない。再度ボードに乗って滑り始めるが、その後ももはや妨害ではなくただの暴力行為としか思えないアダムの攻撃が続く。本当にみるに堪えないくらいひどい。それでも暦は頑としてアダムについていく。自ら降りることはしない。しかしこのままではアダムを追い抜くことができないと、攻撃を受けながらも出し抜くポイントを見計らっていた。

 この時の思考が「こんなとき、ランガだったらどうしてた?」 だったのがまたグッとくるのだけど、それでできるかできないかを考えて「楽しそうだからやる!」と決めて決行する暦が、本当に先週までの落ち込んでる暦をしっているからこそ余計に泣けてしまった。

 暦が選んだのは崖を滑り降りてのショートカット。アダムの前に飛び出すことに成功した暦は改めてスケートの楽しさを噛み締める。そして、アダムの前に出たことで考えていた作戦も決行できるように。彼が考えていたのは、アダムに抱き着くこと。正面からアダムに抱き着いて彼に滑らせる。アダムはその間ずっと暦をボッコボコに殴りつけるのだけどどれだけ血を流しても絶対に離さない暦の根性。っていうかこのビーフって本当にどこまでの直接的な暴力OKなのか教えてほしい。

 暦はアダムに抱き着きながらチャンスが来るのを待ち、それが来た瞬間にアダムから離れる。彼が待っていたのは雨だ。雨が降ると基本的にはスケートのコンディションとしては最悪になってしまう。デッキも悪くなりグリップもきかなくなる。アダムですら憂鬱になってしまう天候だが、暦はそれを見越していた。

 スピードが落ちたアダムに比べ、暦は逆にスピードアップしコーナーも難なくこなしてアダムの前に出る。そう、暦は雨天用のリールに付け替えてこの勝負に挑んでいたのだ。だから初動のスピードはいつもよりも遅かったのだ。

 普通のグリップだと曲がり切れないコーナーも難なくかわしていく暦にイライラが隠し切れないアダムは、チェリーを襲ったのと同じようにボードで暦に殴りかかる。だが暦はこの攻撃を見事にかわす。まさかかわされると思っていなかったアダムはバランスを盛大に崩して転倒してしまう。

 アダムが転ぶ姿などみたことがなかった観客から失笑が漏れる。その声をきいたアダムはパニックに陥りさらに躓いたり転んだりと無様な姿を見せる。

 自分の滑稽さにショックを受け、さらに暦への憎悪が増しものすごいスピードで暦を追いかけるアダム。だが暦はゴール目前だ。暦を応援するランガ、チェリー、ジョー、ミヤはこぶしを握って暦を応援する。クラッシュしたときの衝撃でリールがゴール目前で破損してしまうが、残りを必死で滑る。ゴールはアダムと鼻先の差。どちらが勝つか、という感じだったが破損分つんのめってアダムのほうが先にゴールに触れていた。

 怒りに震えるアダムが暦に詰め寄ろうとする。だがその前に忠が立ちはだかる。忠との勝負は後日つけてやるからどけ、とすごむが忠はどかない。忠は暦との戦いを見て、アダムが愛を取り戻すにはランガとの勝負が必要だといった。アダムが一人ぼっちなのを救いたいがために勝負を挑んだ忠だが、その最善策は自分がやろうとしたスケートを取り上げるという方法ではないと気づいたようだ。

 暦との戦いでアダムの足元が崩れてきた。さらに現実世界でも愛之助としてのアダムにも捜査の手が伸びている。果たしてアダムはどうなるのか。救われてほしい気もするが、色々やりすぎだから一回つかまっとけという気持ちもある。

 とにもかくにも次回で最終回。寂しすぎる。どんな結末が待っているのか、楽しみにしたい。

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