ディズニー映画は吹き替え声優の変更をすることがある……思い出される『トイ・ストーリー』声優の差し替え

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アクロスエンタテイメント公式サイトより

 7月7日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)は「ディズニー映画音楽」を特集。ドナルドダックや『アラジン』のジーニーなど、多数のディズニーキャラの吹き替えを担当する声優・山寺宏一らをゲストに迎え、声優オーディションの裏側を解説していた。

 山寺と共に番組に出演したのは、日本語版の映画・音楽・吹き替え・キャスティングなどの責任者であるウォルト・ディズニー・ジャパンの目黒敦氏と日本語版の歌唱監督・演出を手掛けるヴォイスフィールド代表取締役社長・市之瀬洋一氏。

 目黒氏いわく、ディズニー映画の吹き替え声優は映画公開の1年以上前に実施される完全非公開のオーディションによって決められる。個別にオファーをかけることはなく、どの役も公平にオーディションで決定するという。あの山寺であっても必ずオーディションを経ていると山寺本人が話していた。

 オーディションの流れは、ディズニーのプロデューサーをはじめ、制作会社、セリフ・歌唱の演出家がそれぞれ推薦方式でキャスティング案を出すことからはじまる。そして、次に劇中歌のキーに合わせられるか、候補者の音域を確認する作業が入る。というのも、ディズニー楽曲は音楽を一切変えてはならないため、元のキーで歌える声優を探す必要があるという。

 オーディションでは候補者の声質・演技力・音域などのポテンシャルをチェックするが、市之瀬氏いわく「歌が上手すぎてもよくない。それだとスレて聞こえたりする」ため、歌唱力よりもボイスマッチを重視しているという。その後は、候補者に劇中歌を短くした課題曲を渡し、候補者一人ずつオーディションをしていく。その際、候補者には参加人数やほかの候補者名など一切明かされないと話していた。

 かなりの手間とコストと時間をかけて、キャラクターに合った声を探す作業をしていることが分かった今回。これに関ジャニ∞の村上信五が「受かってから声優が変わるということはある?」と聞くと、目黒氏は「時々あります」と返答していた。というのも、ディズニー映画は試写が8回に渡って実施され、その時に寄せられたスタッフの意見を参考にストーリーの変更を行う。その際、収録済であっても声優が変わることがあるという。

“声優の変更”という話題が出たことにネットでは「トイ・ストーリーのことがあった山ちゃんの前でそんな話をするなんて」「山寺宏一の前では禁句じゃない?」という反応が上がっている。

「実は『トイ・ストーリー』の吹き替え版は当初は山寺がウッディ、玄田哲章がバズ・ライトイヤーという配役でした。しかし、アフレコ終了後にウッディは唐沢寿明に、バズは所ジョージに急遽変更。その背景には、『知名度の高い有名人を使った方が話題になる』とディズニーに判断されたからとささやかれています。ですが、この件がキッカケで山寺は知名度を上げようと活動の幅を広げ、現在に至ると言われています」(声優ライター)

 番組では「そのくらい厳しいってことですよ」と話していた山寺。数多くのディズニーキャラを演じる一方で、ディズニー映画の厳しさを一番痛感しているのは山寺本人なのかもしれない。

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