もうすぐ放送開始!『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』オープニング主題歌「虹を編めたら」を担当するアニソン界注目の4人組・fhánaが織り成す音へのこだわり インタビュー

―― 歌について意識された部分があれば教えてください。

佐藤 ディレクションの時によく言っていたのは「楽しそうな感じ」とか「跳ねた感じ」ですね。

towana そうですね。表現が難しいのですが「明るく聞こえるように」といった感じでしょうか。作品は爽やかな青春ものでもあるので、それを出したいなと。開放感というか……さわやかな感じは意識しましたね。 

佐藤 「笑っているようなニュアンスで」なんてのもありましたね。

―― それはチカちゃん要素なんですかね(笑)。

towana ……ってことは、私はチカちゃん役なのかなー(笑)。佐藤さんがハルタってことで。

佐藤 そういう見方もできますね。さらにもっと広い視野でも見れるかな。いつもtowanaのボーカルが録り終わった後で、僕のコーラスを収録するのですが、歌録りの直前までアレンジ作業をしていたりするので、towanaのボーカルを録った後に「あ、俺のボーカルも録るんだ」って気づくわけです(笑)。今回は僕のパートが多かったので難しかったです。自分で作ったのに(笑)。

1601_fhana04.jpgハルタ&チカ、佐藤&towanaのコンビに注目!(聴?)

―― 今回、吹奏楽が物語でも重要な役割を担っています。音を扱う作品ということもあり、何か感情移入するものはあったりはするのでしょうか?

佐藤 吹奏楽は経験がないのですが、学校の音楽室は独特なノスタルジー感があっていいですよね。

kevin 僕は中学から高校の終わりくらいのころから、音の波形を切って、それをパズルみたいに繋げて並び替えて……という生の音では再現できない音楽作りをやっていたんです。ですから、生の楽器を扱う吹奏楽部とは対極かも……。

towana 吹奏楽っていい雰囲気の文化部ですよね。バンド活動とはちょっと違うのかな。

kevin 自分のやっていたバンドは校内の活動ではなくて、学校が終わってから校外のメンバーと一緒に集まってやってたんですよね。だから実質、帰宅部みたいな感じ。学校の部活にあるような青春感は薄かったなあ。

towana それわかる! 吹奏楽部ってなんかキラキラして眩しいですよねー。

―― 物語の吹奏楽部は部員数も少ないですし、そういう意味で部活ものっぽくないんですよね。劇中でも熱血感とか体育会系なノリは出ていませんし。

佐藤 現実の吹奏楽部ってなにか独特なポジションですよね。学校だとおいしいポジションな気がする……。

towana ……花形っぽい感じ?

佐藤 そう。かっこい文科系。

yuxuki 野球とかサッカーとか試合の時に必要ですもんね。

―― 劇中だとチカちゃんがそういう吹奏楽部の雰囲気に憧れている気がしますね。

佐藤 そのステレオタイプな感じに憧れて入部したら「全然違う!」っていう(笑)。そこも面白いです。

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