「ダサい」「コレジャナイ」…華麗なパワーアップにファンも呆然? 『烈車戦隊トッキュウジャー』

 そして夏休みも終わり、「さあさ、まだまだかっぱぎまっせー」と言わんばかりに新パワーアップアイテムと、どう見てもマツコ・デラックスな外見のシャドーライン新幹部・モルク侯爵(CV:鈴木れい子)が登場です。一番の古株で、シャドータウンの管理を束ねるモルク侯爵は、シャドーラインでも特別な存在。子どもの頃世話をしていたということで、闇の皇帝ゼット(演:大口兼悟)にも「せっかくの闇もその弱さでは……陛下がっかりしましたぞ」と『マツコ&有吉の怒り新党』ばりの辛口トークです。

 一方、シャドータウンの“差迷井駅”に乗り込んだライトたちの前には、管理人ビショップ(CV:桐本琢也)が出現! シャドータウンでは短い間しか変身できないのに、ライトはそのことを忘れたかのようにすぐさまトッキュウジャーとなって応戦します。実はライトは高熱に浮かされており、そのため様子がおかしかったのでした。パワーアップアイテムのハイパーレッシャーも使用できず、一時退散し始めたトッキュウジャーの面々ですが、ビショップの力で方向感覚を狂わされてしまい、いつの間にかみなバラバラになってしまいました。

 すると明が「俺の死に場所にふさわしい方法がある」と。それはハーモニカの音でみんなを呼び集めて、時間稼ぎをするというものでした。だから、その間になんとかハイパーレッシャーを使えるようになれ、と明はライトに命じます。目と目で語り、黙って頷くライトと明。“男同士の約束”シーン、いただきました! 文字通りお約束なBL展開にネット上の淑女たちも「これならご飯三杯はいける」「目と目で、通じ合う~」「ダメー、明はトカッチのもの」と大騒ぎ。

 さらに明が「この姿になりたくなかったが……」と、シャドー怪人ザラムに変身して、ビショップに応戦し始めると「明、泣ける」「なに、このカッコよさ」「普通のキャラなら死亡フラグなんだが」と、かつてないほど明株が急上昇。これはあれです、普段お笑い担当の人がシリアスをやると、余計にカッコよく見えるという、心理学でいうところの“映画版のジャイアンはいいヤツ効果”です(心理学ではいいません)。

 盛り上がってきたところで、闇の皇帝ゼットとモルク侯爵が、様子を見にシャドータウンを訪れます。今気がつきましたが、モルク侯爵の鈴木れい子さんとビショップの桐本琢也さんって、エンヤ婆とJ・ガイルじゃないですか。仕込んでくるなあ、『ジョジョ』(『ジョジョの奇妙な冒険』)ネタ。

 トカッチ(演:平牧仁)たちがビショップの猛攻に辛うじて応戦している最中、ライトは子どもたちが壁に書いた列車の落書きをきっかけに、イマジネーションはただ戦いに勝つための力ではなく、もっと自由で楽しむための力であったことを思い出します。そして自らが烈車になって突き進むイメージを手に入れたライトは、ついにハイパーレッシャーによってパワーアップ、“ハイパートッキュウ1号”になったのです!

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