“中の人”のアクションにも興奮!! 王道を少し外す『トッキュウジャー』の実験精神

――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー! これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『烈車戦隊トッキュウジャー
第24駅「分岐点を越えて」

【今週の極私的見どころ!】

 ワゴンさん(CV:堀江由衣)のサービスシーンに思わず絶叫!

 冒頭のワゴンさんのモンローウォーク、からのー、セクシーポーズにポールダンスといったサービスシーンも、黙ーってスルーして地図や路線図に見入るライト(演:志尊淳)たち。おいおい、中の人を想像すればご飯三杯はイケちゃいますよ。思わず代わりに叫んじゃいました。ほっちゃん ホアーッ!

【今週のオススメ度】
★★★★★
(前回のあらすじはこちら)

“昴ヶ浜”という地名を頼りに、地図や路線図で自分たちの住んでいた町を探すライトたち。だが車掌さん(演:関根勤)とチケットくん(CV:山口勝平)から驚愕の真実が告げられる。“昴ヶ浜”のように完全に闇に飲み込まれシャドーラインの支配下となった町は、そこに至る術さえ失い、消滅したも同然になってしまうのだ。レインボーラインの力をもってしても辿り着けないと聞き、呆然とするライトたち。そこに6号こと明(演:長濱慎)が、秘策を打ち明ける。元はシャドーの烈車だったドリルレッシャーなら、シャドーが地上やレインボーラインに乗り入れるための分岐点からシャドーラインに支配された町“シャドータウン”にも入れるはずだ、と。

 前回に引き続き、シリアストーンで始まりました『トッキュウジャー』。そしてこんな時に頼りになるのは、やっぱりこの男、虹野明です。ワゴンさんも言ってましたが、最近すっかり影を潜めていた元シャドー設定がここで活かされるとは! さすがは某同人誌即売会で、トカッチ(演:平牧仁)と“総受け王”の座を争っただけはある(意味がわからない良い子は、お父さんかお母さんに聞いてみよう……いや、やっぱりいいです)。

 かくしてライトたちがランダムに出現する分岐点を探している間に、今度はシャドーラインのターン! グリッタ嬢を吸収してさらにパワーアップした闇の皇帝ゼット(演:大口兼悟)のキャッスルターミナルに帰還しました。意外な忠臣・ネロ男爵(CV:福山潤)が皇帝ゼットの生還を喜んでいると、なんとそこにグリッタ嬢の母・ノア夫人(CV:久川綾)が登場。不意をつき、皇帝ゼットにナイフで襲いかかります! ところが皇帝ゼットは、無造作にその手を掴むと怪人態に変化。ノア夫人を難なく倒してしまいました。そしてノア夫人に向かって「今度はお前が俺の妃になるか? 俺を取り込めるかもしれねえぞ」と、まさかの親子丼発言! キラキラに憧れてるくせに、やることはドロドロです、皇帝ゼット。「服従か死か」の二択を強要され、不本意ながら再び皇帝の配下になることを選んだノア夫人ですが、まだまだシャドーライン側の韓流ドラマ並みの愛憎入り混じった展開は続きそうです。

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みんな大好き、タイトルバック。

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