「ダサい」「コレジャナイ」…華麗なパワーアップにファンも呆然? 『烈車戦隊トッキュウジャー』

――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー! これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『烈車戦隊トッキュウジャー
第27駅「新たな力を」

【今週の極私的見どころ!】

 どこまで行くのか、コサキン道。ディープすぎる「窓辺に立つぞう」の元ネタはこれだ!

冒頭で、駅のホームに立っている車掌さん(演:関根勤)が、烈車の窓から車内のライト(演:志尊淳)たちに放ったひと言。

「窓辺に立つぞうです」

 見たまんまにもとれるギャグだが、実はこれ、80年代前半の“コサキン”の前身にあたるラジオ番組『NISSANミッドナイトステーション ザ・欽グルスショー』で関根さんが、当時TBSで放送されていた大映ドラマ『少女に何が起ったか』での宇津井健の役をパロった時のネタなのだ。今回の監督は、自他共に認める重度の“コサキン”リスナー加藤弘之氏。これまでも第8駅「レインボーライン大爆破」を筆頭に、子どもたちには絶対にわからないネタをぶっこんできた「トッキュウジャー」だが、ますますディープになるネタの終着駅はいったいどこになるのか?

【今週のオススメ度】
★★★★☆
(前回のあらすじはこちら)

 烈車で、いつもと変わらぬ朝を迎えたトッキュウジャーの面々。だがひとり、ライトの様子がおかしい。いつもニコやかなはずなのに、なぜか仏頂面、さらにワゴンさん(CV:堀江由衣)から朝ご飯も食べないと聞いて、これはただ事ではない、と一同は心配する。そこに明(演:長濱慎)からシャドータウンへの切り替えポイントが見つかったとの報告が入った。そしてシャドータウンでの戦いに備えて、車掌さんから新たなパワーアップアイテム“ハイパーレッシャー”が与えられる。しかし、このハイパーレッシャーを発動させるには、これまで以上に強いイマジネーションが必要だった……。

 前回、OP後のテロップ「銭湯の危機を何とか、せんとー」が親父ギャグ丸出し、と書きましたが、なんと今回も「シャドーの新幹部に、みんな震撼」とダジャレ連発。しかもルビなしで“新幹部”に“震撼”と、明らかにハイターゲット狙いです。『トッキュウジャー』スタッフ、本当にブレない。

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