1号が肉食男子っぷりを発揮! 『トッキュウジャー』第5駅は、米アカデミー賞作品を超える大迫力!?

 妄想力と大食い、さらにサバイバル能力とムダにアビリティが高くなっていくライトですが、これまでの天真爛漫さに加え、なかなかの底意地の悪さも披露。バケツシャドーの前でイワナを食べるのに、わざわざ変身を解いてみせる姿は仲間の5号をして「ライト……恐ろしい子」とつぶやかせるほどです(意訳)。レインボーフラッシュでの巨大魚のCGシーン時には「同じ東映制作の実写版『釣りキチ三平』を超える迫力→『釣りキチ三平』の監督、滝田洋二郎は『おくりびと』で米アカデミー賞を受賞→ということは『トッキュウジャー』はアカデミー級の名作!」とハトヤの三段逆スライド式並みの論理で絶賛する人も出現。いやー、罪な番組だ。

 でもおそらく今回、ファンの胸に一番響いたのは、カーキャリアを烈車武装した時の「スゴいけど、何がスゴいのか、わからない」「自分たちでスゴくするんだよ」という会話でしょう。まさしくこれは、DO IT YOURSELF! イマジネーションは力!! 足りない部分は妄想しろ!!! という正しき特撮オタの心構え。ああ、カーキャリアの車のCGがシンプルすぎたのも、この教えを実感させるためだったのですね、戦隊の神様。

 というわけで朝から心洗われ、お腹がペコちゃん(by『孤独のグルメ』)になる人続出の第5駅でした。

 あと、前回のヒキでばら撒いた花びらが、まさかの盗聴器付きで、ずっとトッキュウジャーの動向を探っていたシュバルツ将軍(CV:壤晴彦)は、正直ネロ男爵より策士だと思いました。それはグリッタ嬢(CV:日高のり子)も惚れるわ。やってることは盗聴だし、ワゴンさんのセクシーな呟きで、何かイマジネーションしてたとしても。

 さて烈車戦隊トッキュウジャー。勝利のイマジネーション! 出発進行!! 次の停車駅は、いよいよシュバルツ将軍とトッキュウジャーが直接対決! そして、なぜかトカッチがリーダー気取りで縛られてる「第6駅 探し物はなんですか」です。お乗り遅れのないようご注意ください!!

 EDの列車紹介は南海電鉄の「50000系 ラピート」とJR貨物の「EH500形式 ECO-POWER(エコパワー)金太郎」、京王電鉄の「井の頭線 1000系」でした。
(文/雑賀洋平)

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