1号が肉食男子っぷりを発揮！　『トッキュウジャー』第5駅は、米アカデミー賞作品を超える大迫力!?

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――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー！　これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『烈車戦隊トッキュウジャー』
第5駅「消えた線路の向こう側」

『烈車戦隊トッキュウジャー』の公式HPより。

【今週の極私的見どころ！】
番外編：詳細すぎる怪人設定！　闇形式/ネシ0091-5の意味とは？

　毎回、カッコいいデザインで特撮オタの目を楽しませてくれるシャドー怪人ですが、見た目だけでなく、実は公式サイト上（外部参照）では色々詳しい設定が掲載されているのは、ご存じでしょうか？

　平常時、巨大化時の身長・体重はもちろん、闇装備や怪人うんちくなどが記載される中で、今回注目したいのは、バケツシャドー（CV：中村大樹）の闇形式/ネシ0091-5。この闇形式、電車の形式をもじったもので、最初の字は怪人が属する上役を、次の字は怪人の種類を、3ケタ～4ケタの数字は怪人の特性の語呂合わせで、最後の数字は登場回を表していると言われています。

　たとえば始発駅のバッグシャドー（CV:江川央生）の「ノハ829-1」は、ノア夫人（CV:久川綾）の配下で、バッグ（829）をモチーフにした1話に登場する普通怪人（“ハ”は国鉄時代の表記で普通車を示す）。第2駅のサーベルシャドー（CV:志村知幸）、「ネハ818-2」はネロ男爵（CV:福山潤）配下のヤイバ（818）をモチーフにした普通怪人ということです。

　でバケツシャドーの「ネシ0091-5」の、シですが、これは国鉄時代、食堂車を表す記号だったそうです。つまりネシ0091-5は、ネロ男爵配下の大食い（0091）をモチーフにした食堂（？）怪人を表していると……そこまでやるか！　ちなみに中の人は勇者シリーズ『勇者特急マイトガイン』のガインを演じた中村大樹さんですよ、ほんとにこのスタッフはわかってらっしゃる。

　恒例のOPのダッシュ&コケ、今回5号（演：森高愛）というのは予想通りでしたが、あそこまで体張るとは、ちょっと想定外。若いっていいなあ。あとOPといえば今回から「みんなは線路内で遊ばないでね！」って注意書きが入ったのと、今さら気がついたんですが、OPで子どもの頃の秘密基地への定期券を出すカットで、みんな家⇔秘密基地になってるのに、トカッチ（CV:平牧仁）のだけ秘密墓地（ひみつぼち）にバツして秘密基地（ひみつきち）になってるんですね。ま、まさか死亡フラグ？

【今週のオススメ度】
★★★★☆
(前回のあらすじはこちら)

 
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