TVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』黒幕がメンバーたちの前に立ち塞がる第12話

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』公式サイトより

 次回がラストだが、ディビジョンバトルこそ終了するも話に区切りがついていない感満載。後半になるにつれてジワジワと面白くなっていったので、もっと続いてほしいのが本音だ。

 麻天狼の勝利で幕を降ろした、ディビジョンバトル。だが、勝利の余韻に浸っている間も無く参加したチーム全員に危機が迫る。

 麻天狼が勝利したことは中王区としても予想外。またディビジョンバトルの盛り上がり方が想定以上だったこともあり、決勝を戦った4チームは英雄になる力を持っていると確信。このまま彼らを野放しにしてはおけないと、言の葉党は彼ら全員をマインドハックすることにした。

 かなりの危険思想を持っているのだが、それが内閣総理大臣だというのだから世も末である。

 自分たちに危機が迫っていることをまだ知らない参加チームの面々。麻天狼がそれぞれ思い思いに勝利の喜びをかみしめていたところに、総理の元に案内をすると呼び出しがかかる。

 一方MAD TRIGGER CREWの左馬刻は、いら立ちが隠そうともせず器物破損を繰り返していた。だが理鶯は閃光弾作りに精を出す。普段は中王区に入れることがないため、少佐探しの絶好のチャンスだからだ。左馬刻もそれを聞き、妹を探すため理鶯の策に自らも乗ろうとする。そこに、麻天狼と同じように呼び出しが入る。

 初戦敗退したBuster Bros!!! にも同じように面会の知らせがくる。だが、不審に思った三郎がハッキングをかけていた監視カメラの映像から自分たちの部屋が囲まれていることを発見。この面会には何か裏があることに気付いてしまうも、逃げられない

 3チーム全員が危機に直面。このピンチに初回からずっと彼らの周りをうろついていたジャーナリスト集団、トムたちが3チームの窮地を救うべく登場。トムたちに誘導されて、その場から逃げ出す。

 だが、これは罠。行き着いた先には総理補佐官の無花果が。トムたちは彼女たちから指令を受け、「 Secret Aliens」という自由を守る革命を影で支えるチームだったのだ。彼らもヒプノシスマイクを駆使してラップをしかけてきた。

 麻天狼、MAD TRIGGER CREW、Buster Bros!!! ここにいる9人がヒプノシスマイクを使えば局面を打破できる。と思いきや、Secret Aliensの実力は相当なもので一気にダメージを受けてしまう。

 寂雷はすぐに回復を試みるも、いくらマイクを使ってもスピーカーが消えてしまう。それは無花果が使用したマイクキャンセラの仕業だった。

 一方、敗退が決まりいち早く脱出を試みたFling Posse。言の葉党がやばいということ、命を狙われていることを二人には伝えずに逃げ出そうとしていた乱数だったが、さすがに帝統と幻太郎はなぜこんなに急いででないといけないのか、納得がいっていない様子。なんとか色々ごまかしては見ているが、幻太郎に嘘が見抜かれてしまい、中王区に捕まったら洗脳されてしまうことを白状する。

 自分が言の葉党の手先になっていたことは伏せて話すが、すると二人は他のチームを放っておいていいのか? と尋ねてくる。他のチームよりも自分の方は命まで狙われているのだが、さすがにそれは言えない。

 帝統たちは一人逃げようとする乱数と意見が対立。帝統にギャンブルでどうするか決めるように促される。

 帝統が生まれて初めてしたイカサマで、乱数たちは他チームも救うことが決まる。だが来た道を戻り始めたものの、どんどん回りを囲まれ、さらに彼らがいなくなったことを知った無花果たちとも対面してしまう。

 ここまで囲まれて絶体絶命なら、最後のステージと割り切ってマイクをもって戦おうとしたのだが、ここでもまたマイクキャンセラが使用され乱数たちは歌うこともできず絶体絶命のピンチを迎えてしまうのだった。

 まさかの Secret Aliens。 曲の感じがm-flo味があるなぁと思っていたら楽曲は本当にm-flo作らしい。豪華。そしてわかりやすい。最終回直前にして大味な展開でやはり規格外な作品だとしみじみ思わされた。

 次回で最終回。2期以降に続くように終わることは間違いないのだがどのようにまとめていくのかが楽しみである。

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