TVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』物語が急に駆け足に！？第8話

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　毎回一組ずつがピックアップされていくという構成が代わり、今回はAパートでヨコハマディビジョンの「MAD TRIGGER CREW」、Bパートでシブヤディションの「FlingPosse」の予選に至るまでのエピソードが語られた。残り話数が少ないことにやっと気づいたのだろうか。

　「MAD TRIGGER CREW」のエピソードは入間の所属する警察についてのエピソード。明日が予選にも関わらず、緊急の事件が飛び込み、それを解決しないことには入間の予選参加は難しい状況になってきた。入間は左馬刻たちに自分の代わりを探して予選にでることを勧めるが、理鶯も左馬刻もそれを認めない。

　ヤクザと軍人の力も借りて、何とか事件解決の糸口をつかもうと必死で捜索を続けることに。

　この事件は、入間を貶めようとする同僚の仕業だったのだが、その同僚が一般人からカツアゲしているところをアイリスが発見。その証拠を撮影し追払うが、去り際にその刑事たちが「入間」と口にしていたことから、何かあるのでは、とアイリスは入間たちに近づき話を聞きだすことに。

　アイリスがドバイのゲームクリエイターと名乗るハッカー仲間から得た情報によると、その刑事たちは今回入間達が追っている連続資産家強盗事件の犯人とも癒着があることが発覚。さっそくこいつらを追う事に。

　警察内部にこんなにヤバイ奴がいていいのか、と思うほどにかなりのクズな刑事二人組。彼らは資産家強盗事件の犯人に仕立て上げた男から戦利品を奪い取り、海に沈めようとしていた。だが、沈めたはずの男が突然海から飛びあがってくる。理鶯が投げ上げたのだ。あわてる刑事たちの前にさっそうと現れる入間と左馬刻。彼らを追い詰めるラップバトルがスタートする。

　入間の先輩だった刑事二人は、このラップバトルで勿論敗退。かなり悪どいというか、殺人未遂まで犯している二人なので、つきだせば結構な罪になりそうだが、入間はそれをせず黙っていてやるから今後未来永劫自分の奴隷として扱うことを約束させた。事件も無事時間内に解決したので、「MAD TRIGGER CREW」は3人そろって予選に出場し、見事予選突破を果たしたのだった。

　めっちゃ駆け足でAパートを終わらせシブヤのBパートへ。ソファで寝ていた乱数の元に、またしても帝統がギャンブルで負け、一千万の借金を背負って拉致されたから迎えに来いという連絡が入る。いつもなら放っておく連絡だが、ディビジョンバトルを前に「チームがバラバラなのでは？」と指摘されたことを受けて、迎えに行くことに決めた乱数。幻太郎も一緒に来てくれることになり、あっさりと裏カジノの現場へと到着。

　そこでは帝統が縛られ、頭を押さえつけられているというどこかで見たことがある展開がまっていた。帝統はイカサマで一千万の借金を背負ったというが、乱数はもめるのが面倒くさいので、それなら一千万をポンと払うからもう解放してくれないかと言ってみる。その言い方が本当にポンと払いそうだったので、相手は条件を変更し、FlingPosseとは因縁めいたものを勝手に感じているから、これから勝負をし、負けたら喉を傷めつけてディビジョンバトルに出られないようにすることを条件にしてきた。ラッパーとしての命を奪ってやろうという魂胆らしい。

　そんな条件を出されても、負ける気がしないのか乱数は二つ返事でそのかけに乗る。勝負の方法は単純に賽の目勝負。振ったサイコロ二つの目が多い方が勝ちだ。上を向いた数字の合計であることを確認し、いざ勝負。だが、敵はイカサマサイコロを使い自分たちの時は6しか出ないサイコロを、FlingPosseが振るときには１しか出ないサイコロを渡して勝負することに。

　FlingPosse側は12以上を出さないと負けという場面だが、1しか出ないサイコロでは到底勝てるわハズもない。だが、帝統の出したサイコロは片方が1でそのサイコロにひっかかるようになったもう一つのサイコロが3面上に向いているように見えて合計数が13になったことでFlingPosseの勝ち……というどっちがイカサマなのかと言いたくなる結果を導きだす。

　だが敵のサイコロにも仕掛けがしてあったことが発覚しどちらもマイクを取り出しラップでバトルすることに。
　
　もちろんFlingPosseの圧勝で幕を閉じ、3人は試合前に一勝負することで結束を固めることができ、予選も見事勝ちを飾ることができた。こうして決勝にはBuster Bros!!!、麻天狼、MAD TRIGGER CREW、Fling Posseが出場することに。みんな知ってた結果だが、これでやっとちゃんとしたラップバトルがみれることになりそうだ。今までモブ敵たちはマイクを構えるだけでラップなどしてなかったので、ラップバトルとは……という気持ちになっていた分、どんな戦いが見れるか楽しみだ。