TVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』やっと始まったラップバトル…しかし設定の粗が見え隠れ?第9話

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』公式サイトより

 とうとうスタートするディビジョンバトル。会場となる中王区に入る門の前に集結する4チーム。だが、それぞれのチームごとに確執があるらしく決勝トーナメントが始まる前から一触即発の様子になってしまう。

 その中でも気になるのが、シブヤディビジョンのFling Posseの乱数と、シンジュクディビジョン麻天狼の寂雷の二人のやり取り。過去になにがあったのか、あまり人前で出ない乱数の低い声でのすごみが入る。

 さらにイケブクロディビジョンの一郎と、ヨコハマディビジョンの左馬刻も因縁関係にある様子。その詳細をお互いのチームの仲間たちは知らないらしく、本戦が始まる前に確執の理由が語られる。

 一郎は、左馬刻に二郎と三郎を殺されそうになったことがあるという。なんと過去に二郎と三郎は中王区に拉致されたことがあるらしく、その際にとあるボタンを押すと二人が死んでしまうらしいのになんの躊躇もなく左馬刻がボタンを押したことがあり、それからずっと彼を恨んでいるという。

 一方左馬刻は妹のネムが、一郎の言葉を信じて姿を消してしまったことを恨みに思っているらしい。どちらも弟妹が理由でお互いに恨みがある様子。

 今回はこの一郎と左馬刻の所属するチーム同士の戦いだ。ディビジョンバトルは、制限時間30分。30秒以上の場外や精神的、肉体的機能停止があった場合は失格となるなど、格闘技のようなルール設定である。

 今までメインディビジョンの一方的なラップだけを見せられてきたが、今回からはしっかりとしたラップバトルだ。

 最初は三郎VS理鶯、二郎VS入間、そして一郎VS左馬刻という構成で一対一のラップバトルというスタイル。全体的にBuster Bros!!!の面々が押されている印象が強い。

 だが兄を助けたいという気持ちで奮い立ち、最終的にはチーム全体同士の戦いへと移り変わる。

 だが最後までたっていられたのは一郎と左馬刻の二人だけ。因縁の対決となり、どちらもフラフラとしながら最後の力を振り絞り最後の一撃を繰り出し合う。

 最終的に最後までたっていられたのは左馬刻。勝利はMAD TRIGGER CREWの手に渡った。初回からBuster Bros!!! メインと思っていたのでこの勝敗には正直衝撃的だった。次回はFling Posseと麻天狼の戦い。その勝敗によってどちらかとMAD TRIGGER CREWが戦うことになるのだが、一体どうなるのか?

 やっとラップバトルが披露され盛り上がってきた。それぞれのディビジョンごとにある確執などももっと掘り下げてもらいたいが、そこまでやれるのだろうか。個人的には乱数の腹黒い部分や、二郎と三郎が中王区に拉致されたというところが気になって仕方ない。なんで拉致されたの? 左馬刻を恨むのもわかるのだが、それなら中王区をもっと恨んでもいいと思うのだが、その中王区の主催するラップバトルに参加しちゃってるのはどうなのか……など残りの話数でどこまで描かれるのかを楽しみにしたい。

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