TVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』ついにディビジョンバトル第1ブロックの第１試合がスタート！第6話

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　とうとうディビジョンバトルがスタートする。そもそもディビジョンバトルって何？と思っていたら親切設計な作品なのでキチンとこのバトルを開催する理由なども細かく解説がついていた。　さすがに解説がないとこの世界観わからなくなってしまからありがたいことだ。
　
　イケブクロ、シンジュク、シブヤ、ヨコハマのディビジョンは大衆の支持が他のチームとは段違いであることが発覚。それは言の葉党を脅かすほどの力を持っているそう。このディビジョンバトルを通してこの4チームが他のチームに潰されればそれはそれでよく、勝ち残って決勝でつぶし合いになり決裂してもらい、言の葉党はその間に強固な組織づくりをするという算段らしい。

　こういった腹の内は語らず、言の葉党党首であり内閣総理大臣の東方天 乙統女は国民たちに向かってヒプノシスマイクで戦いあうことを命じ、ここに予選開始が宣言された。

　予選は4つのブロックに分けられエントリーした32チームで勝ち抜き戦のようになっている。【Buster Bros!!!】【MAD TRIGGER CREW】【Fling Posse】【麻天狼】はそれぞれ別ブロックにわけられている。　このそれぞれのチームについても各キャラクターの特性についても軽くまとめて振り返ってくれる親切設計である。6話まで見てきたから何となくわかりそうなものだが、今回から見始めた人でもしっかり話しについていけそうだ。

　一話からずっと登場している謎のカメラマンに教えるていで説明がなされたが、誰もが疑問に思っていたヤクザと警察が同じグループにいる点についてもきっちりツッコミが入った。本当にいいのかってかんじである。警察側としても、入間銃兎がヒプノシスマイクでヤクザと組んでいることには内部で訝しく思う勢力もある様子。その辺りはどう解決を見せるのかは今後描かれるのだろうか？

　各チームのトップはThe Dirty Dawgの元メンバーという共通点があるが、Fling Posseのの乱数が誰かとビデオ通話をしている中で、このグループを解散させたのは誰のおかげだと思っているんだ？　といつもの高い声とは違うトーンで話しているシーンが描かれる。黒い顔がチラつく乱数だが、彼の本性はいったい？　そしてThe Dirty Dawgは何故解散してしまったのか？
　
　ざっとした説明があったが、予約開始ということで今回はまたイケブクロディビジョンBuster Bros!!!　メイン回らしい。彼らは予選開始に向けて手持ちの仕事を早々に片付けようと三兄弟そろって奔走していた。

　その中でも一郎が追いかけていた人物は本物の犯罪者らしく危険を冒しながらも追い詰めることができた。だが、このつかまえた埼玉のラッパーが一郎たちBuster Bros!!!　を潰してやるためにあと一時間もすればディビジョンバトルに出られないようにしてやる！　と捨て台詞を残して連れていかれた。
　
　この男の捕獲に一役買ったストリートカメラマンのトムと一郎は意気投合。トムはディビジョンバトルに注目しており、彼らの活動を追いかけていることを告げ、なぜThe Dirty Dawgが解散したのかを踏み込んで聞いてきた。

　一郎は一言では言えない、としながらも二郎と三郎が巻き込んだ事件が起こり、ヨコハマの碧棺左馬刻との間に亀裂が入ったという事をポツリポツリと語り始めた。
　その亀裂には中央区に仕組まれたことだということをお互いに理解しながらも、バトルで起きたもめごとはバトルで解決するという一郎の考えの元、今回のディビジョンバトルで何かしらの決着をつけるつもりでいるようだ。

　二人が過去について話している間に、二郎と三郎が二人の元へ。裏チャットの中でディビジョンバトルを潰すといっている奴らがおり、それが一郎が追っていた男の仲間だったことから、一郎の元にやってきたのだ。だが既に逮捕されて連れていかれた後。手がかりはない。だが、連れていかれる際に爆発するといっていたことを思い出し、開催する会場に爆弾が仕掛けられているのでは、と会場に向かって走る。

　イケブクロの開催地はやはりIWGP。くまなく探すが中々見つからないところに以前一郎たちに絡んできた運命塚が現れる。以前やられてから一郎たちにすっかりはまってしまったらしく、彼らの役に立ちたいと言い出した。それならば、と一緒に爆弾を探すようにいい、少ないヒントを共有してどうにか爆弾を見つけようとする。

　Buster Bros!!!、サム、運命塚で知恵を出し合い、池袋の変電所が狙われてることに気付き、即座に駆けつけるが時間はもう残り少ない。爆弾を仕掛けたのは、サイタマのラッパーであり、イケブクロディビジョンがいるせいで、色々と馬鹿にされてきたことに恨みを持っていたらしい。だが、所詮は雑魚。一郎たちがマイクをもってラップバトルを始めるとあっという間に爆発して敗北してしまう。

　演出の爆発はともかく、仕掛けられた爆弾をどうにかしないとイケブクロの街自体が停電してしまい、医療機関など様々な方向に大きな影響を出してしまう。残り1分を切ったダイナマイトを見て一郎は少しでも遠くへと走り出す。

　そこへサム達がさっそうと現れ液体窒素の中にその爆弾を放り込んで爆発を止めてしまう。まさかの展開だが、イケブクロの平和は守られた。
　
　皆の協力と期待を一身に背負って、ディビジョンバトル第1ブロックの第一試合がスタートする。Buster Bros!!!　の出番である。一回戦なのでラップバトルは描かれなかったが次回以降グループの対決が見れるのは楽しみだ。