TVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』ついにディビジョンバトル勃発か?第5話

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』公式サイトより

 今回でそれぞれのディビジョンに焦点を当てる回も終了になるのか?! 最後のディビジョンはシブヤ。 沢山のキラキラやワクワクが溢れるウキウキタウンという紹介だったが、そうか? ……と思ったら、乱数の黒い部分も見え隠れ。 一体シブヤディビジョンはどんなグループなのか!?

 ファッションデザイナー・作家・ギャンブラーというメンバーから成り立つシブヤディビジョンFling Posse 。今日もギャンブラーの帝統がスロットで負け、乱数に飯をおごってくれとせびっていた。

 どうにも借金ばかりしている帝統は3人の中でからかわれるというか、立場が弱いように映るが、突然そのパワーバランスが変わる出来事が起こった。

 つけっぱなしにしていたテレビが突然「幽霊」について取り上げ始めたのだ。その特集を見て一気に顔色が変わる乱数。その様子をみて、他二人のテンションがどんどん上がっていく。お化けや幽霊の類がまさか怖いのか? とからかわれると、違うと言いたくなるのが人情だ。だがそれを付け込まれて「怖くないならその存在を調べてみよう」と話が展開してしまい、なぜか乱数と帝統の勝負事になってしまう。

 とにかく夜のシブヤを歩き回っても、眠らない街で外も明るく怖いことなどなさそうだが、もうビビリモードに入っている乱数は声を賭けられただけで怯えてしまう。そんな彼に追い打ちをかけるように、通りかかった店が仮装ナイトパーティーをやっていて更に恐怖が募ってしまう。

 あまりの怖がりっぷりに、移動にタクシーを利用することに。だが、ここまでほぼ出番のなかった幻太郎がここぞとばかりにタクシーにまつわる階段を話し出す。その中に出てくるのが青山霊園で、話を聞いているうちに青山霊園についたと言われて怖すぎて乱数は途中下車してしまう。
 
 途中下車した先で、少しでも怖くないところに! と駆け込んだのが、ライブハウス。ライブハウスなら明るくて賑やかで幽霊とは無縁だと考えたのだ。だが、その予想に反して、彼らが飛び込んだライブハウス内部にはなぜかろうそくが並べられお化けと見まがうばかりに顔色の悪い店員が佇んでいた。

 あまりの恐ろしさに発狂しそうになるが、人間だとわかって冷静さを取り戻す。話を聞いてみると、ここ最近バンドやアーティストがこのライブハウスを使ってくれなくなり営業が傾いてしまい電気代節約のためにろうそくを、食費を削ったせいでやつれて顔色が悪くなってしまったのだという。

 乱数たちの顔をみて、Fling Posse だということに気付いたオーナーは、彼らにここでライブをやって、お客さんが戻ってきてくれるようにしてほしいと頼み込む。経費はFling Posse が持ってくれれば、入場料で得た分は全額そっちが取っていいというかなり好条件。これでやらない手はないと、Fling Posse の面々はライブを決意し宣伝活動を行うことに。

 街頭でビラを配ったりSNSを駆使して告知をしたり、とソールドアウトを目指して宣伝を頑張り、いよいよライブ当日。

 照明がついてステージがはじまると、彼らの目の前にいる客はまさかの3人。あのイマイチ登場理由のわからないフォトグラファーご一行がするめを噛みながらFling Posse のステージを見守るというシュールな図。なぜお客さんが全く入らないのか、慌ててSNSを確認してみると、皆ライブに行きたいという気持ちはあるものの会場となるライブハウスが、お化けが出ると噂の会場だから行きたくないという書き込みがほとんど。

 オーナーはそのことを伏せてFling Posse の皆に好条件を出したのだ。だが、さすがにお客さん側にはこのライブハウスには出るという噂が広まっており、こんな結果になってしまったのだ。

 だが話を詳しく聞いてみると、どうやらこのライブハウス単独ではなく、シブヤ中のライブハウスが同じように幽霊が出ると言われて閑古鳥が鳴いているというのだ。だが、乱数たちは、この店にたどり着く前に仮装ナイトパーティを行っていた場所もライブハウスだったことに気付く。あそこにはかなり客がいて繁盛していたように感じることをオーナーに告げると、あそこだけが今シブヤでライブができる場所になってしまっていることを告白する。あまりにもわかりやすくこの店が何か裏を引いていそうだ。

 乱数はこのコロニーというライブハウスについて、イケブクロディビジョンの一郎に電話をかけ調べてもらうように依頼。すると、このライブハウスは関係者の中でもかなり評判の悪いライブハウスであることが判明した。出演者のギャラは値切るし態度も悪いし質も悪いという。

 さらにオーナーが元ラッパーだということで、色々合点がいった様子の乱数。ラップで幻影を見せ、客に恐怖を植え付けることができ、それを利用して他のライブハウスに悪評を広めたのだ。え、ラップってそんな効果あるの? と思ったけれどそれを登場人物たちは共通の認識として話を進めているので、受け入れるしかなさそうだ。

 乱数は、もう一度同じ場所でライブをやることを決意。そしてこのコロニーの代表に幽霊騒ぎの件について話たいことがあると連絡し、ライブハウスに呼び出した。

 ライブハウスに入るなり、幻覚を見せるラップを繰り出してきたが、耳栓をつけることでそれを回避。自分たちがシブヤ中のライブハウスに悪評を巻いたことを暴露した時点でその言葉を配信で流したことをバラシ、怒ったコロニー側とラップバトルが始まった。

 もちろん、Fling Posse の圧勝である。こうして、自分たちのファンに直接ライブを見せることもでき幽霊もいないことを証明し賭けに勝った乱数。だが、後日ライブの際の画像がSNSに出回り、その背後を指摘する投稿が目に入った。そこには、乱数の後ろに寄り添うような霊の姿が……。お化けはやはりいるのかもしれない。

 イケブクロ、シンジュク、ヨコハマに比べてどこか平和な事件だったように感じるのは乱数の存在があるからだろうか。これにて4ディビジョンのお披露目が終わりそろそろディビジョンバトルが開始されるのだろうか。今のところ各ディビジョンの圧勝しか見ていないので「バトル」部分がどうなるのか楽しみだ。

TVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』ついにディビジョンバトル勃発か?第5話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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