TVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』テンポ良いギャグで中毒性の高い第3話

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』公式サイトより

 今回は、シンジュクディビジョン担当回。シンジュクディビジョン「麻天狼」は神宮寺寂雷、伊弉冉一二三、観音坂独歩の三人。医者、ホスト、サラリーマンという謎の三人組だ。

 その中でも医者の神宮寺は病院内でも引っ張りだこの実力者で患者にもナースにも慕われている。だが、なぜか一部の警察官からは「何か裏があるのでは?」と疑われてもいる様子。何でもありのようなシンジュクの中で絶対的地位を保つのは大変そうだ。
 
 一二三も神宮寺とは別の意味で大人気。そう彼はNo1ホストとして歌舞伎町ではかなりの人気者だそう。さらに麻天狼メンバーとしても信頼されているらしく、麻天狼がシンジュクを守る! と豪語していた。そんな知名度の高いメンバーと変わって、社畜として働く男が、サラリーマンの独歩だ。彼は同僚に仕事を押し付けられそれを断ることもできずにフラフラになるまで働いていた。麻天狼の一員であるにも関わらず、神宮寺と一二三と、あと一人誰だっけ? という程度の知名度しかない。
 
 肉体的にも精神的にもフラフラになって独歩が一二三と一緒に住んでいる(!?)マンションに帰宅すると、明かりがつけっぱなし。一二三が帰宅しているのかとそのままリビングに向かうと、なんとそこにいたのは知らないおじさん。しかも死んでいる。何それ怖い。 独歩もかなり衝撃を受け、すぐに警察を呼ぼうとするが、もしかして同居人の一二三が殺してしまったのでは? と警察よりも先に一二三に連絡をすることに。

「お前誰か殺した? 部屋で人が死んでいるんだけど」 とこんな内容で電話来たら絶対信じないのだけれども、独歩は「とりあえず帰るからまってて」と電話を切ってしまう。ホストってそんな簡単に家に帰って大丈夫なのだろうか?

 一二三が帰ってくるまで家で死体と二人きりになってしまうことに気付いた独歩はこわくてトイレにこもることに。考えすぎないように、と自分を脳みそが少ないものになったことを想像するが、カバやミジンコなどそこまで卑下しなくてもと言いたくなるラインナップばかり。自分でいって自分で落ち込み、さらにトイレットペーパーのストックが落下してきたことで恐怖心が高まり、家から飛び出して外で一二三を待つことに。

 戻ってきた一二三と再度家に戻るが、彼も死体の男のことを知らないらしい。一体この死体は誰なのか? だが、死体には独歩のネクタイが〆られており、客観的にみると独歩が犯人の最有力候補である。そんなこんなをしているうちに、家の前にパトカーが到着。誰かが通報したようだ。このままでは捕まる、と思ったのか一二三はとりあえず逃げよう! と外に飛び出してしまう。

 非常階段を下って逃げようとするが、裏口にも勿論警察は張っている。そんな時にタイミングよく神宮寺の車が彼らのマンションの裏にとまったことで無事脱出に成功した。ディビジョンバトルの打ち合わせをしようとやってきたら警察が大量にいたので、裏に車をとめたというナイスプレイすぎる神宮寺。独歩と一二三はとりあえず事のあらましを神宮寺に伝え、どうするかと相談を持ち掛ける。どうするもこうするも情報が少なすぎるので、頼りになりそうなツテをたどって情報を収集することに。

 神宮寺が連絡をしたのはヨコハマディビジョン。入間銃兎は警察官なので、管轄外でも情報を手に入れられるらしい。そこで聞いた話では独歩は既に重要参考人として指名手配が出されているようだ。これは誰かにはめられている、と確信したが独歩はそんな風に恨まれる覚えもないらしい。

 しばらくして入間からやってきた情報では犯行時刻前に監視カメラに映っていたのは一二三が前に勤めていた店のホスト。客に手を出したりやばいやつとつながっていたということで辞めさせられた奴のようだが、そうなると彼が陥れようとしたのは一二三なのか? とにかくこの男の行きそうなところを当たってみることに。

 だが、どこを当たっても本人にはいきつかない。それぞれの店を当たる中でふっかけられるラップバトルで次々と店をあらしていく神宮寺だち。後追いするように警察も到着するが、その時には神宮寺たちの姿はなく、指名手配になっているようなものたちが倒れていいる姿だけが残っていた。

 結局本人は発見できないまま、神社で一休みをする三人。本人は見つかっていないが、シンジュクにとって有益な行動がとれたとどこか満足げな神宮寺。そんな彼らに突然近づいてくる女がいた。彼は一二三のファンらしいが、言っていることがどうやら一般的なお客さんとは違うようす。 

 何と彼女は一二三のイタイファンで、彼の家、店、ロッカーのカギなど彼のパーソナルな部分へずかずか押しかけてくるタイプのストーカーらしい。思いが募りすぎて、一緒に暮らしている独歩を許せなくなり、はめてやろうと独歩のネクタイを用いて殺したのだそうだ。 さらに、この殺されていた男は彼女の旦那だそうで、独歩を貶めるために自分の旦那をアイテムとして仕様する、やばいやつだ。

 彼女と組んで手を下した男も現れ、バトルする流れに。ヒプマイのバトルはもちろんラップバトル。それぞれの独特のマイクやイケブクロの面々とは違ったスタイルで敵を倒す。やっぱり爆発するけれど、犯人たちは生きている。

 ストーカーの沸きやすい職業ではあるが、さすがにストーカーのレベルが高すぎた。それでも家を引っ越そうとしないのはさすがに心配だ。登場キャラクターに腐要素も多々感じられるが、シンジュクのメンバーもキャラが濃かった。合間に出てくるカメラマンたちは各ディビジョンと直接かかわりを持つわけではないのだろうか……。甘党だという事以外、今のところ情報がないのでそろそろ出てこないだろうか。

 エンディング、今回はシンジュクに変わるかと思ったら未だイケブクロ 数回に一回変更があるのだろうが、どうせなら当番回にそのディヴィジョンのが流れた方がいいようにも思うが。ギャグが強くなりすぎているが、クセの強さに中毒性がある。次回も楽しみだ。

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