高校野球の「球数制限」にレジェンドが物申す！ 松井秀喜×上原浩治の特別対談が話題

• ツイート
• 

　9月29日の『S-PARK』（フジテレビ系）では、上原浩治と松井秀喜のスペシャル対談を放送。レジェンド2人が“球数制限”について言及し、注目を集めている。

　同対談は9月22日から2週連続放送となっていた特別企画。紙に書かれたお題に沿ってトークを繰り広げていき、「家事・育児」「巨人の監督」「イチロー」などのテーマを赤裸々に語りつくした。その中で飛び出したのが「球数制限」。日本高等学校野球連盟の有識者会議が協議している、学生投手の体を守るためのルールだ。

　まだまだ議論が必要で賛否の分かれる新たな仕組みについて、松井は「やっぱり高校生が連投したら、パフォーマンスは落ちるでしょ」と一定の理解を示す。しかし一方で、「（学年で）体の成長具合も違うわけでしょ。個人差は絶対あって、その中で球数制限だけ決めてもそれはどうかなって思う」ともコメント。また上原も、「130球投げられる子が100球で止められたら、やっぱり悔いが残ると思う」と否定的なスタンスを語った。

　番組を見た人からは、「結局は監督と選手の話し合いが1番だよな。ルールで禁止にするのはおかしいって」「なんでもかんでも配慮しすぎ。時代の流れとか言うなら、逆に今の時代は本人がきちんと判断できるよ」「『投げられるのに投げられない選手に悔いが残る』は正論。選手を守るとか言いながら選手の気持ち考えなさすぎ」と2人に賛同する声が続出。

　とはいえ、「まともな監督ばっかりじゃない」「プロになれたからこういうことが言えるんだよ」と反対意見も少なくない。“体を守る”か“悔いを残させない”かを選ぶ難しい問題だけに、まだまだ議論は尽きなさそうだ。