【美少女ゲーム声優インタビュー(2)】

今最も売れている美少女ゲーム声優・手塚りょうこインタビュー!「一人でひたすら芝居していられるって最高の空間です」

 知っていそうで意外と知らない美少女ゲーム声優事情。キャラクターに命を吹き込む声優さんのインタビューを通して、業界の分析、考察、解説をしていく、ガチオタでも意外と知らない“美少女ゲーム声優業界”の実情を探っていく――という連載企画の第2弾。

 今回は最も忙しい美少女ゲーム声優の一人である、手塚りょうこさんに登場していただいた。手塚りょうこさんのゲーム出演本数は圧倒的で、調べるとその数に圧倒されてしまうほど。声優過多と言われるこのご時勢に、なぜここまで本数が増えたのか――? インタビューを読むとそのヒントが随所にちりばめられているので、将来声優を目指す人には参考になるはず。

手塚りょうこ


プロフィール●2009年に美少女ゲーム声優デビュー。11年にフリーとなって以降、数々の作品に出演し15年には出演本数ランキングで2位を獲得する。基本的に顔出しはNGだが、写真や映像の撮影がないイベントなどには出演しているので、ファンになった方はぜひ足を運んで会ってみよう。
 

 手塚さんは声優を目指す中、ふとしたことからで美少女ゲーム業界に飛び込んだというが、まずは声優を志すようになったきっかけ、この業界に入った経緯を聞いてみた。

手塚りょうこ(以下、「手塚」) 元々アニメが好きだったのですが、高校生の時に舞台に触れてから『別人になることの楽しさ』にハマってしまって。そのまま劇団に入るか悩んだのですが、役を演じる上で、外見や性別に捉われない声優の道に進もうと決めて専門学校に入学したんです。その後、養成所に入所して、生徒だった時に事務所の先輩の「手塚さんの声って何かエロくない?」という一言がきっかけで美少女ゲームのオーディションを受けてみることになったんです。何がきっかけになるかわからないものですよね。専門学校時代は「もっと可愛く」「色気がない」って散々言われ続けていた私が、今美少女役を演じているなんて……自分が一番驚いています。

 その後、09年にビジュアルアーツのブランドLapis lazuliの『Areas~空に映すキミとのセカイ~』(片岡のぶこ役)を皮切りに、美少女ゲームへの出演をしてきた手塚さん。専門学生の頃は美少女ゲームとは無縁の関係だったようだが、実はとあるバイト時に運命的な出会いをしていたとか。

1607_teduka.jpg手塚さんのデビュー作『Areas~空に映すキミとのセカイ~』のキャラクター・片岡のぶこ

手塚 今でこそすっかり美少女ゲーム大好きな私ですけど、専門学生の時は全然そういうゲームに触れたことがなかったんですよ。なんとなく存在は知っていたんですけど、どちらかといえば下ネタとか苦手な方でしたので。いや、本当に(笑)。でも上京して初めてやったバイトが電気街祭りのイベントスタッフだったんですよ。PCゲームって存在がよく分かっていないまま、美少女がラベルになっている水を配っていました(笑)。今考えれば壮大な伏線だったのかと。

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