【美少女ゲーム声優インタビュー(2)】

今最も売れている美少女ゲーム声優・手塚りょうこインタビュー!「一人でひたすら芝居していられるって最高の空間です」

1607_teduka02.jpg『ネコぱら』のヒロインの1人、ココナツ

『ネコぱら』はSteam(アメリカのValve社が運営する世界最大級のゲームダウンロード販売プラットフォーム)でも販売されており、販路も広い。ユーザーへのアプローチの仕方次第で業界はまだまだ盛り上がっていきそうだ。また、コンテンツが盛り上がる一方、声優もアイドル的な活動を展開し、人気となっているように、実は美少女ゲームの声を当てたい、という声優志望者も増えており、数年前とは業界にも変化が出てきているという。そういった志望者について手塚さんはどう捉えているのだろうか。

手塚 いやですから、そんな、私ごときが語っても……(以下略)。ただ、母校に行った時、「美少女ゲーム声優になりたい」って子が何人か相談にきたんですよ。うれしいですけど、彼女たちには「やりたい仕事と求められる仕事は違うかもしれないから、自分で幅を狭めるのはやめよう」と言いました。私自身、自分が将来美少女ゲーム声優になるなんて想像してなかったですから。
 
 たまたま運よくオーディションに受かって、そこからお仕事をいただくうちに、みなさんが求めてくれるならここで精一杯頑張ろうって決めたんです。どこに需要があるかはわかりませんからね。早いうちから自分は美少女ゲームだ、TVアニメだと、あえて選択の幅を狭めることはないと思うんです。ジャンルにこだわらずに、まずは全力で芝居と向き合ってほしいですかね――とか偉そうなこと言っちゃってますけど、私学生時代こんな具体的に目標を決めてなかったのでね! 今のコはしっかりしてるなって(笑)。

 美少女ゲーム界で活躍する手塚さんに、最後に今後の目標、やってみたいことを聞いてみた。

手塚 美少女ゲームでいえば、それこそゲームでしかやれないような、ぶっ飛んでる役をやりたいです。大好物ですからね! ハードな描写のある役を演じると、しばらくその影響が残って、数日間引きずるんです。お風呂に入ってる時とか特にそのシーンがフラッシュバックして気分が堕ちるんですけど、でもそれがすごい好きなんです……発言が変態っぽいですね(笑)。台本を見ただけでゾクゾクしちゃうような、そんな歯ごたえのある役に出会えるといいなと思います。

 あとはゲームに限らず、いろいろなコンテンツでお芝居できたらなと。ゲームで培ったものを、他のコンテンツに反映することができれば面白いかなって考えているんです。そして他のコンテンツで得たものを、またゲームに還元できたたら最高ですね! あくまで私のホームはゲームです。一人でひたすら芝居していられるっていう最高の空間ですからね。

 これまでに培ったノウハウを生かしながら未知の領域へ踏み込み、新たな経験を獲得する……というスタンスで活動する手塚さん。自分の幅を狭めずに何でもトライしてみる、というのは声優ならずとも、どの仕事でも大事なこと。読者のみなさんも手塚さんの「何でも面白がる精神」で新たなものにチャレンジしてみてはいかがだろうか。

(※1)大阪の会社であるビジュアルアーツは収録も大阪で行う場合もあり、ここを拠点にして声優活動を行う関西在住の声優さんもいる。
(※2)NEKO WORKsより発売。手塚さんはココナツ役で出演している。

ネコぱら vol.2 OP / ED

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サクッと購入できる価格帯もうれしい

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