『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』発売記念 打越鋼太郎『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』×林直孝『STEINS;GATE』 極限対談「アドベンチャーゲーム」編

1605_ze.jpg『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』PS Vita版

 6月30日に発売される話題の新作アドベンチャーゲーム(以下、ADV)『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』(PS Vita、3DS、Steam/スパイク・チュンソフト)。本作は、ゲームクリエーター・打越鋼太郎がディレクター・シナリオを手掛ける『ZERO ESCAPE』シリーズ最新作となる。

 そのリリースを記念して、ゲームのみならずアニメ、小説、コミックなどさまざまなメディアに展開する大ヒットADV『STEINS;GATE』(09~/5pb.)シリーズのシナリオを手掛ける林直孝とのスペシャル対談企画が実現! 日本を代表する2大クリエーターが、お互いの作品の魅力から、ここだけのちょっぴり危険なトークを繰り広げる!

1605_ze01.jpg左:打越鋼太郎、右:林直孝

■2大シナリオライターの出会いと、互いの魅力

──今日の日本製ADVシーンを代表すると言っても過言ではないおふたりですが、もともと面識はあったのですか?

打越鋼太郎(以下、「打越」) 『Remember11 -the age of infinity-』(04/KID)の頃、電話でちょっと話をさせてもらったのが最初だったかな。この『Remember11』という作品、スタッフはめちゃめちゃ頑張ってくれたし、クオリティもものすごく高いんですけど、なんやかんやいろいろとあって当時のことはあまりよく覚えてなくて……。ただ林さんのシナリオが僕のなんかよりもずっとよかったってことは確かです。その後、実際に会ったのは04年くらいだったと思います。

林直孝(以下、「林」) 僕が印象に残っているのは『12RIVEN -the Ψcliminal of integral-』(08/サイバーフロント)で一緒にやった時です。その時も電話越しでしたが、ここで初めてちゃんとお話したんです。「この部分のシナリオ展開はこういう風にしたい」というご相談の電話をさせていただきました。キャリアとしては打越さんの方が長かったので、僕にとっては当時から雲の上の存在でしたね。

打越 今は逆転しているけどね。(林さんは)飛ぶ鳥を落とす勢いで、僕は落とされた側の鳥ですから(笑)。

 いやいや(笑)。僕としては『Ever17 -the out of infinity-』(02/KID)のすごいシナリオを書いた人だ! と今でもすごくリスペクトしていますよ。

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