ランカーはマメに大作を投稿していた!ウサ耳がギンギンに立つpixiv必勝法

1608_pixiv.jpg「pixiv」ページ上部にあるウサギマーク。読者から反応があると左のように両耳が立つ。

 同人活動をしている人の多くが利用しているイラスト、小説の投稿コミュニティサイト「pixiv」。pixivでは自分が投稿した作品に対し、読者からの反応があるとページ上部にあるウサギの両耳がピンと立つ(何もないと、片耳が寝た状態になる)。ウサ耳の横の赤枠の数字は読者の反応数だ。「ウサ耳が立つ」、それが多くのpixiv投稿者の願いだろう。pixivの人気ランキング上位の作品に共通する特徴や、pixivのアクセス解析からウサ耳ギンギン必勝法を考察してみた。

■寡作ではpixivランカーになれない~twitterよりも大切なこと~

 pixivでは人気投稿作のランキングが毎日更新されている。人気作品とその作者(ランカー)にはどのような特徴があるのか、ある一日のデイリーランキング上位50作品を分析した。

 なお、対象は「イラストや漫画」でなく「小説」のランキングにしている。イラストや漫画の場合、一枚目の画像が表示されるので、それがイケていたり萌えるものであれば一気にアクセス数を伸ばせるはずだが、小説の場合そのような「ジャケ読み」は期待できない。「表紙絵がいいから伸びた」では分析のしようもないので、小説のランキングを題材にした。まず、該当日の小説デイリーランキングの上位50作品はすべて二次創作だった。二次創作とは既存の漫画、アニメ、ゲーム作品のパロディになる。なお、男性向け作品は3作品のみで、あとはすべて女性向け作品となった。

 ランカーはtwitterのフォロワーがすでに数多くいて、pixivに投稿したタイミングでtwitterでもつぶやき、アクセス数を伸ばしているのかと思っていた。しかし上位50作品の投稿者のうち、pixivのプロフィール欄にtwitterのアカウントを公開しているのは28名のみと、4割以上がtwitterのアカウントを公開していなかった。pixivにアカウントを載せないままtwitterを使っている人もいるかもしれないが、twitterはそこまで決め手ではないというのが意外だった。ただ、こちらは今回の調査対象が小説だからであり、絵や漫画をうまく描く人なら画像投稿もできるtwitterは有効なツールだろう。

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