引退の山本昌「巨人・松井秀喜は“カモ”だった」……今だから明かせる好敵手たち

yamamotomasa1112_main.jpgビビる大木、元中日ドラゴンズの山本昌氏、ザブングルの松尾陽介

 今季限りで現役を引退したプロ野球・元中日ドラゴンズの山本昌氏が11日、都内で行われた『プロ野球OKINAWA SPRING CAMP 2016カウントダウン』イベントにビビる大木、ザブングルの松尾陽介と出席。かつての巨人・松井秀喜氏との対決を振り返り、「松井くんがプロに入った頃は、本当にカモだった」と笑顔を見せた。

 野球ファンを代表して出席した大木と松尾を前にこの日、現役時代キャンプ地として訪れた沖縄の魅力などを語った山本氏。大木から「いや、でかいですねぇ」とその体の大きさを突っ込まれると、「ダルビッシュ(有=米大リーグ・レンジャース)と並んでも、肩までは同じくらい。ただ彼は首が長くて、それだけで僕より5センチくらい背が高いんです。僕は首が短くてね」と照れ笑い。

 大木から松井氏の話題をふられると、「彼は本当にいい子」とその人柄を絶賛。遭遇しても山本氏が「おい、松井」と手招きするだけであいさつにくるほどの先輩後輩関係にあるといい、そんな松井との対決についても述懐。「松井君がプロに入った頃は本当にカモだった。三振ばかりしてくれてね。『なんだかな』と思っていたんだけど、3年目くらいからでしたかね、だんだん手が付けられなくなってきた。後年はもうバカみたいに打たれましたよ」とにっこり。

yamamotomasa1112_main2.jpg身長は公称で186cmです

 また、「惜別の対決は3三振だった」とも明かし、「これで松井秀喜はどっか(メジャーに)行っちゃうんだという東京ドームの巨人戦で、その日、僕自身は打たれたんですけど、松井くんからは3三振とったんです。あの日は松井くんと最後だなと思ったんで、松井くんの時だけ一生懸命投げた」と感慨深げに振り返った。

 山本氏は現役時代の好敵手の名も次々に列挙。苦手だったバッターについては「実際よく打たれたのは古田(敦也=ヤクルト)だったんですけど、嫌だったのは清原(和博=西武、巨人、オリックス)でした。清原が調子いい時は低めのワンバウンドしそうなボールでもホームランを打つんですよ。ライトスタンドへね。あれが僕は嫌でね」としみじみ。

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