『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』も見ようによっては面白い! 頑張って“良かったね探し”をしてみた

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『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』公式サイトより

 公開直前・直後から、多くの原作ゲームファンを激怒させた映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』。

 人気マンガやゲームの映画化作品は、何かと批判を浴びてしまいがちなものだが、それにしても『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』に向けて放たれている、ファンの怒りはすさまじいものがある。

「YAHOO!映画レビュー」では低得点2.67(※8月14日現在)を堂々マーク。SNSを見てもブログを見ても、批判のレビューや感想が氾濫。まとめサイトはもちろん、普段は作品やクリエーターやアーティストに好意的な記事を掲載するまともなネットメディアが、否定的な記事を掲載するケースも珍しくない。

 山崎貴総監督をはじめとする各クリエーター、あるいは出演キャストのファンであっても、あまりの酷評ぶりに観賞を控えている人もいるのではないだろうか。

 そんな方々のために、この記事では『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の“良かったね探し”をしてみたい。

■主要キャストの演技は上出来。原作ファンもあまり怒ってない

 主人公を佐藤健、ヒロイン・ビアンカ役を有村架純。もう1人のヒロイン・フローラ役を波瑠、主人公の父親・パパス役に山田孝之。『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』はキャストを本職である声優を起用せず、俳優で固めている。

 中には声の仕事をこれまでほとんど経験がしたことがないキャストもいる。しかしプレスコ収録ということもあってか、全般を通して観賞していて演技に関しては違和感やストレスを覚えるようなシーンはそれほどなかった(ただし、違和感やストレスを覚えるセリフや展開は山盛り)。

 意外と出番が多いサブキャラクター・パンチョをケンドー・コバヤシが演じているが、声は太いのにお人好しでユーモラスというキャラクター性を上手に表現していたし、有村や波瑠の演技もかわいらしかった(ただし、キャラのビジュアルについては賛否両論となっている)。出演者のファンで、声だけでも聴きたいという方なら、まず満足できると思われる。

 上手い! とかキャラのイメージに超合っている! とまではいわないが、少なくとも『ドラゴンクエスト ヒーローズ』(スクウェア・エニックス)でアリーナ役を演じた、中川翔子のような惨劇には至っていないので安心してほしい。

■CGは頑張っているし、キャラはともかくモンスターはかわいい

 鳥山明のキャラクターデザインから大きく変更した、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のキャラクタービジュアルは、賛否両論となっているが(ネット上では圧倒的に否が目立つ)、モンスターたちはオリジナルのデザインに忠実に描かれている。つまりかわいい。

 映画館の大画面でドラクエモンスターが動き回る様子は、ファンにとっては大変心躍るものがある。全編、モンスターたちがグリグリと動き回るだけで良かったのではないかと思えてしまうほど(ただし、登場モンスターのチョイス、登場する順番やエリアには、こだわりを感じられない)。

 なお、筆者が『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』を観賞した映画館では、本編上映前の広告で“超実写”を謳う話題作『ライオン・キング』が流れていた。同作のVFXはものすごいクオリティーで、比較してしまうと「まぁ、制作費が全然違うだろうし……」と、悲しい気持ちになってしまうので注意が必要だ。

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