2.5次元作品の中でも挑戦的な作品! 極上のスパイエンタテインメントを味わえる舞台『ジョーカー・ゲーム』

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 いかにキャラクターを再現できるか、という部分は2.5次元作品のキモになってくる部分だが、キャストたちが語るように、『ジョーカー・ゲーム』は2.5次元作品でありながらも、ストレートプレイを見ているかのような感覚をおぼえる舞台となっている。

 と言えど、原作にもある“ジョーカー・ゲーム”は舞台上でも再現されているなど、作品の色はしっかり残っている。キャラたちがタバコを吸う仕草もアニメと同様に印象的だった。

 また、山本一慶が「スパイ作品ということで、ほかの舞台では味わえないような緊張感がある作品」と言うように、本作は終始張り詰めたような空気が漂っているのだが、中にはクスリと笑ってしまう一幕も。「僕の出るシーンは、肩の力が抜ける感じになればいいな」と語るジョン・ゴードンを演じるオラキオが身体を張って(!?)場を和ませているので、必見だ。

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 どのキャストも熱意を持って演じていることが感じられたが、中でも目を見張ったのは、結城中佐演じる谷口賢志。なんと原案の小説を発売当初から読んでいたそうで、その当時から結城中佐を演じたいと思っていたそう。「映画化もされた作品だったので、僕には演じるチャンスはないのかなって思っていたら、こういう機会をいただけて。マーベラスは見る目があるなと」と谷口。冷徹な結城中佐を見事に演じているので、作品のファンにもぜひ見てほしい。

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 すでに公演のチケットは売り切れてしまっているが、5月7日17時から全国の映画館で行われる千秋楽ライブ・ビューイングのチケットは、各劇場窓口・WEBにて発売中だ。

■舞台『ジョーカー・ゲーム』
https://www.marv.jp/special/jg-stage/

(C)柳広司・KADOKAWA/JOKER GAME ANIMATION PROJECT
(C)JOKER GAME THE STAGE PROJECT

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