2.5次元作品の中でも挑戦的な作品! 極上のスパイエンタテインメントを味わえる舞台『ジョーカー・ゲーム』

 5月4日より、東京・Zeppブルーシアター六本木にて、舞台『ジョーカー・ゲーム』の幕が明けた。

 柳広司のミステリー・スパイ小説『ジョーカー・ゲーム』(KADOKAWA)が原案の本作。同作といえば、15年には亀梨和也主演で実写映画化、昨年4月にはTVアニメ版も放送され、好評を博していたが、今回満を持して舞台化されることとなった。

2.5次元作品の中でも挑戦的な作品! 極上のスパイエンタテインメントを味わえる舞台『ジョーカー・ゲーム』の画像1左から、大海将一郎(佐久間中尉役)、谷口賢志(結城中佐役)、鈴木勝吾(三好役)、山本一慶(甘利役)、オラキオ(ジョン・ゴードン役)

 帝国陸軍の結城中佐が秘密裏に設立したスパイ養成部門「D機関」の選抜試験をくぐり抜けた若者たちの活躍を描く本作。D機関のキャストには、主演の鈴木勝吾(三好役)をはじめ、山本一慶(甘利役)、木戸邑弥(実井役)、谷口賢志(結城中佐役)といった、舞台や映像で活躍する注目の俳優が名を連ねている。

 初日の前日には公開ゲネプロが実施され、マスコミ向けに囲み取材が行われたのだが、フォトセッションでは作品のイメージを崩さないためにか、“笑顔NG”という指示が。作品に対するイメージ作りを徹底していることを感じさせる一幕だった。

2.5次元作品の中でも挑戦的な作品! 極上のスパイエンタテインメントを味わえる舞台『ジョーカー・ゲーム』の画像2

 本作も近年盛り上がりを見せる“2.5次元作品”だが、鈴木勝吾は「派手なシーンがあるわけでもないので、本当に細い糸をみんなで必死にお芝居でつなげていかないと、この作品は成立しないなと。ちゃんとお芝居をして、2.5次元だけじゃない、原作ありきじゃない、作品の人気に乗っかっただけじゃない、というところをみんなで見せていきたい」と語る。

 谷口賢志も「2.5次元作品は、キャラクターというのをすごく全面的に作って、役作りしていく作品が多いと思うんですけど、本作はスパイなので、キャラクターを消すことが良しとされている人間たちが集まっているってのは、非常に2.5次元舞台を作る中で挑戦的」とコメント。

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