<本光寺・油小路>
本光寺は、新選組隊士伊東甲子太郎が襲われ、絶命した場所である。伊東甲子太郎が絶命の際に抱きついたとされる石碑が残されている。筆者が尋ねた時は、たまたまお寺の鍵を持つ近所の人に扉を開けてもらえたため、拝見することができた。
伊東甲子太郎の死体は、油小路七条まで運ばれて放置された。死体を引き取りに来た藤堂平助、篠原泰之進、服部武雄など7人と、新選組との間で抗争が起き、3人が死んだ。
現在の名前も油小路通である。
と、いうわけで、前回の東京編に続いて、京都にある新撰組縁の地を紹介はここまで。今年の夏休みは、彼らに思いを馳せる聖地巡礼ツアーに出かけてみるのも、悪くはないのでは?
(文/村田らむ)
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