「新撰組」聖地巡礼ツアー【京都編】

新撰組が尊王攘夷派志士を襲撃した「池田屋」はあの●●に変わっていた!? 京都で新撰組の足跡を追う

 新撰組のルーツを辿る聖地巡礼ツアー、前編では東京の史跡を紹介してきた。後編となる今回は、京都の新選組の史跡を紹介していこう。

 そもそも、新選組ができたのは京都であり、彼らが一番華やかに活躍した場所でもある。映画などで描かれる舞台も、そのほとんどが京都であり、池田屋、八木邸、壬生寺、油小路……など、聞き覚えのある場所も多いことだろう。

 1000年以上の歴史を持つ京都の地で、新選組の隊士たちと同じ寺院や神社を歩いていると思うと、なんとも感慨深いものである。

<池田屋>

140722_rum01_1.JPG「池田屋」の跡地には、「海鮮茶屋はなの舞 池田屋」が。

 新選組の歴史の中で最も有名な事件が、「池田屋事件」(1864年、京都三条木屋町の旅館・池田屋に潜伏していた長州藩・土佐藩などの尊王攘夷派志士を、新選組が襲撃した事件)だろう。
 

140722_rum01_2.JPG「池田屋騒動之址」と書かれた碑。

 祇園四条駅から徒歩7分。現在は居酒屋「海鮮茶屋はなの舞 池田屋」になっているのが、その現場だ。当時の家屋は残っていないものの、「池田屋騒動之址」と書かれた碑は、今でも残されている。

140722_rum01_4.JPG『薄桜鬼』とのコラボメニュー。

 池田屋跡であることを最大限に生かした作りで、新選組ゆかりの展示物、新撰組メンバーとの恋愛シミュレーションが楽しめる乙女ゲーム『薄桜鬼』などとのコラボ、などファンは楽しめる作りになっている。訪れた日も、新選組ファンの女の子たちが、オリジナルカクテルを飲みながら、新選組萌えトークに花を咲かせていた。

<八木邸>

140722_rum02_1.JPG八木邸。

 四条大宮駅から徒歩6分。八木邸は、当時のままの旧邸が残されている(1000円で邸内を案内してもらえる)。

 当時、八木邸を宿所にしていたのは、芹澤鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司、山南敬助、新見錦、原田佐之助、藤堂平助、野口健司、井上源三郎、平山五郎、平間重助、永倉新八といった錚々たるメンバーだった。狼藉を働いていた芹澤鴨を殺害した現場もまた、ここ八木邸である。鴨居には、暗殺時の傷が残っていた。

140722_rum02_2.JPG新撰組グッズがたくさん!

 見学の後には、和菓子と抹茶をいただける。新選組グッズが多数売っているのも嬉しい。

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