『アイカツプラネット』まさかの実写×アニメな新シリーズに戸惑いがちな第1話

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　アイカツ！　新シリーズはまさかの実写×アニメ作品。この試みは旧シリーズを応援していたファンに受け入れられるのか？

　星礼高校に通う主人公の音羽舞桜はアイカツプラネットで活躍するアイドルに熱狂。放課後、街頭ビジョンにうつされたトップアイドル、ハナをキラキラした顔で見つめていた。

　このハナを演じているのは陽明咲。“中の人”がいることが公言されているアイドルということは、この世界でのアイカツアイドルはVtuberのような存在なのだろうか？

　ハナのステージを街頭モニターで視聴していた舞桜は大きなスーツケースを持っていた女性と接触。これが舞桜はアイカツの世界に踏み込むきっかけに！

　学校は共学。舞桜はバレエ経験があるため、クラスメートからダンスの振り付けを考えてほしいと頼まれる。このダンス練習を、マネージャーのいずみが目撃。いずみは舞桜のダンスに明咲と似た雰囲気を感じたようだ。

　そんないずみの元に、同じ事務所のマネージャー・瀬川からヘルプの電話が。事務所には明咲から、ハナのアイドルライセンスとアイプラフォンが送りつけられていた。そして「今までサンキュ」という簡単なメモも。これはアイドルを辞めるということか!?

　いずみは後始末にてんやわんや。いろんな調整を行っていくも、今週末に行われるバトルステージだけはチケットが完売していることもありキャンセルはできないできない。頭を抱える瀬川の「誰か代わりにやってくれないかな」という言葉に、いずみは舞桜を思い出す。

　急展開すぎるとも思うが、その後、舞桜はいずみの懇願に負けて、今週末だけの代打を引き受け、週末のバトルステージに向けて特訓が始まった。

　アイカツといえば！　の「アイ！カツ！」である。実写でアイカツしてるアイドルが見れるとは……。これはシリーズお約束の崖登りや斧なども今後期待できるのではないだろうか。

　いよいよ本番。舞桜はいずみからアイドルライセンスとアイプラフォンを渡される。これを使うと、自分の意識がアイカツプラネットの中に入るようだ。

　ここからはアニメパート。あとから入ってきたいずみにこれからステージの最終準備である衣装を完成させなければならないと告げられる。それにはドレシアの手助けが必要なのだが、そこにはアイドルしか入ることができないため舞桜一人で進むことに。

　しばらくして舞桜は湖で水を飲むユニコーンを発見。このユニコーンこそ自分のドレスのイメージにぴったりだと感じた舞桜は力を貸してほしいと頼み込む。ユニコーンはその願いを聞き入れ、ドレスのカードに追加されていった。これでドレスは完成だ。

　ドレスも手に入れ、あとはステージに登るだけ。今回のステージはバトルステージ。対戦相手はキューピッドというアイドルランキング2位のアイドルだ。キューピッドも気合いが入っていがピンチヒッターでありながら舞桜が圧倒。無事ナンバーワンアイドルの座を守ることが出来たのだ。

　だが、対戦相手のキューピッドはいつもとは違う衣装で登場した舞桜ハナに疑いの目を向けて……。

　
　一話目は想像よりもはるかに楽しく鑑賞できた。アイカツ！　の世界観をしっかり守りつつ、幼女向けの戦隊ものといった雰囲気もGood！ 出てくるキャスト陣の演技も自然で、アニメパートでも大きな違和感を感じることもなかった。

　まだまだ見ごたえは有りそうだ。次回以降も楽しみにしていきたい。