今回はファンにとってご褒美か!? というような夢いっぱいな内容てんこ盛りなエピソードだ。
中間試験が終わった解放感でいっぱいのゆめちゃんたち。みゅーちゃんたちを誰にも見られないところにいって、みんなで遊びたいということで、近くの一五山にハイキングにいくことに。
近所の山なのに沢山お菓子をつめこんで張り切っているゆめちゃんは、今日のテレビの占い結果がとてもよかった様子。ちなみにさそり座の朝陽はあまりよくない結果……。 占いの結果はさておいて、二人はみんなとの待ち合わせ場所へ向かう。
今回ハイキングをする一五山は標高200m未満のハイキングにはもってこいの低山。昔からこの土地に住んでいるゆめちゃんや朝陽も小2の遠足できたことはあるが、実は山頂に登るのは初めてとのこと。最初は張り切っていた面々だったが、2時間後にまだ体力が残っているのは朝陽とときわちゃんだけ、という体たらく。運動部で鍛えている朝陽と元から山育ちのときわちゃんはパワフルだ。
途中見晴らしのいいところを見つけて、そこで休憩することに。やまびこを試してみたり、おにぎりを食べたりといい気分。ここでもってきたおやつをみんなで食べようとゆめちゃんがリュックの中をあさると、おやつだと思ってもってきたものが、全て愛犬きゅーちゃんのおやつだったことに気付き愕然としてしまう。重たい想いしてもってきたのに食べれないってかなりショックだ。
休憩をとって体力が回復し、残り30分ほどで山頂につくと聞いて皆ラストスパートをかけ始めた。
だが、少しずつ上に進んでいくと、木がお化けに見えたり、ツタが蛇に見えたり、霧が濃くなったりと不穏な空気が立ち込めてくる。
それでも山の天気は変わりやすいから仕方ないか、と登り続けてとうとう山頂に到着。山頂から見える景色はさぞかし綺麗だろう、と思ったが霧がさらに濃くなって下が見えない……。
山頂にはふもとからもみえていた、一五山の象徴のような建造物がありそれを間近でみたことで興味を示しみんなで近寄ってみることに。
だが、空の上からみんなの様子を見守っていた女王さまが「そこに近づいてはだめ!」と 魔法をかけ、ゆめちゃんたちをお空の上のお城に呼び寄せてしまう。最後まで説明がなかったが、なぜこのお城のようにみえた建造物に近寄っては危険だったのかはわからないままだ。
とにかく、気付いたらお空の上のミラクルドリーミー王国にたどり着いていた一行。ゆめちゃんと朝陽だけが来たことがあり、ほかのみんなははじめてくる場所に興味津々。
出迎えてくれた妖精に連れられて、女王様の元に向かう事に。お城に入るためにはドレスアップが必要とのことで全員が毎回ゆめちゃんが変身して着替えるドリーミーコスチュームに着替えることに。
変身バングこそなかったものの、まいらちゃん、ことこ先輩、ときわちゃん、朝陽の変身後姿が初披露された。朝陽にいたっては、最初は女の子の衣装を着させられるという辱めを受けたのちに男の子用衣装に変身。どっちもかなり可愛かった。全員コスチューム似合っていたので、毎回ゆめちゃんだけ変身じゃなくて全員変身してほしい……!
さらに、城の中ではミュークルステッキを多用するとのことで、一人ずつにステッキが配られる。道具に対して興味津々のことこ先輩は持ち帰って調べたかったようだが、この場で貸し出しをするだけだと念を押されてしまった。残念である。
とうとう女王様とご対面。リアルファンタジーを目の前にしたみんなも初めて会う女王様に緊張気味だったが、ふんわり優しい女王様からゲームを提案されてアッという間に打ち解ける。
提案されたゲ―ムはお城の中で流行っているという「おやつ探しゲーム」女王様が魔法でお城中に隠したボックスを見つけ出す遊びだ。沢山見つけて素敵なおやつタイムにするために必死になる面々。ちなみに制限時間は30分だ。
このおやつ探しゲーム最中に、ゆめちゃんと朝陽を除く3人のミュークルステッキタイムが儲けられた。普段だったらみることができない、衣装をきた三人のステッキタイム! なんで朝陽ないの!? と思わないでもなかったが3人とも本当に可愛かった。ありがとうございます。待ち望んでいました。
みんなが楽しくおやつ探しをしている間、こっそりついてきてたゆに様はさんざんな目に合っていた。彼は女王様に招かれたわけでも、ミュークルステッキをもっているわけでもないのでお城に入ることもできず、雲の間から落っこちてしまい地上に泣き帰る以外の道は残されていなかった。可哀想可愛いゆに様。次回はたくさん出番がありますように。
ゆめちゃん達は、たくさんのボックスを発見できたようで、お菓子をたくさん広げティーパーティー。ボックスを見つけるのが大変だったけど楽しかった、などと感想を述べていると女王様がコンパクトで占いができることを教えてくれる。あのコンパクトにそんな機能が?! と驚くが、女王様は説明した気でいたらしい。さらにみゅーちゃんの取説にも記載したつもりになっていたがされておらず、うっかり具合を発揮する女王様。あわてて取説にページを追加し、事なきを得たが、この占いみゅーちゃんの声でゆるーい占いをしてくれるもので本格的なものではなさそうだ。
結局あの山頂の建造物にどんな危険を感じたのか説明はないまま、楽しい時間は終了し地上に戻ってきたゆめちゃんたち。新しい占いという能力を手に入れたゆめちゃんはその日の楽しかったことを振り返りしみじみとみゅーちゃん達があそこからやってきたのだということをかみしめたようだ。
今回は全体的に朝陽がギャグを担当しているような印象だったが、制作陣の朝陽への愛が随所に感じられる内容だった。とうとうゆめちゃん以外のコスチュームが見れて嬉しかった! また折をみてそれぞれにステッキを振る機会が回ってきてほしいものだ。
TVアニメ『ミュークルドリーミー』制作陣の朝陽への愛が垣間見れた第27話のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、サンリオ、ミュークルドリーミーの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
人気記事ランキング
人気連載