TVアニメ『ミュークルドリーミー』今度こそゆに様に良いことが！？第23話

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　大好きな漫画「チアっちゃお」が掲載されている雑誌の発売日、ということでかなりテンションの高いゆめちゃん。とってもいいところで前回終わったから楽しみで仕方ないらしく、漫画を知らない友達に熱弁をふるう。そんなに読者が楽しみにしている漫画を羨ましそうにするはなちゃんに、ときわちゃんが彼女が漫画家になりたいのかと問いかける。　

　昔からの付き合いのメンバーには周知の事実だが、まいらちゃんやときわちゃんは最近仲良くなったメンバーだからまだそれぞれのことを知らない場合もあるのだ。毎回モブ扱いだったときも常にハイテンションで絵を描いていたはなちゃんだったが、今回はいつもより大人しめに感じる。

　放課後、とにかく今日は何が何でもチアっちゃおの続きが読みたい！　と一目散で本屋に向かうゆめちゃん。

　本屋さんでははなちゃんもその雑誌を購入しようとしていた。何か慌ててる様子のはなちゃんは、あっという間に購入していってしまう。その姿を見送った後、いざゆめちゃんも雑誌を買おうとしたのだが、目の前で最後の一冊を買われてしまってまさかの購入できず……。

　朝からずっと楽しみにしていた分、ショックも大きいゆめちゃん。お店側が取り寄せしてくれるみたいだがそれだと読むのが数日後になってしまう。どんよりとした気持ちで歩いていると、公園にはなちゃんの姿を発見。みゅーちゃんのアドバイスで、はなちゃんに読ませてもらったらどうか、というのをお願いしてみることに。

　だが、話しかけたはなちゃんは雑誌を開くのにかなり緊張している様子。話を聞いてみると、この雑誌の投稿漫画のコーナーに自分の漫画を送っていて結果が乗っているはず、とのこと。だが緊張して見れないからゆめちゃんに結果を見て教えてほしいと頼まれる。

　それくらいお安い御用、と結果のページからはなの名前を探してみるが、どんなに目を凝らしてみてもそこにはなちゃんの名前を見つけることはできなかった。

　何て声をかけたらいいのか、と思ったがはなちゃんはこんなことはもう慣れている、と強がって見せる。そんなはなちゃんにゆめちゃんは、チアっちゃおの台詞を引用して、諦めずに次に進もう、と元気づける。チアっちゃおのような漫画を描けるようになりたい！　と、はなちゃんも気持ちを新たに頑張ることを決める。

　そして後日、はなちゃんが新しく描いた漫画をゆめちゃんに見てほしい、と学校に持ってくる。もちろんその話を聞いたら他の人も読みたくなる。なぜか朝陽も居合わせたことからかなりの大人数で漫画を回し読みすることに。だが、読めば読むほどみんなの表情が曇っていき、ラストページまで読んだ面々は言葉もない様子。

　れいくんにせっつかれ誰よりも早く感想を述べることになった朝陽は、内容がよくわからなかったと告げる。ほとんどみんながそう思ったようだが、はなちゃんはあらすじを考えるのが苦手らしい。絵はうまいけれど話しがおかしくて、漫画としては面白くないものになってしまっているようだ。
　
　みんなの感想を聞いて落ち込んでしまうはなちゃん。するとそこに中々にキャラの濃い美術部の先輩が現れる。全ての台詞の決め台詞でポーズを取り、それが有名絵画のように見えるちょっと毎回それやるの？　とめんどくさくなりそうな面々。彼女たちははなちゃんを応援しているようで、諦めずにがんばろう、私たちが応援している！　と連呼する。　こういうのは一回で結果がでないものだと励ますが、まいらちゃんは１回でオーディションに受かったけどな？　と　謎のマウントをとりにくるなど、ちょっと空気が悪くなってしまう場面もあった。まいらちゃんそれ今いう必要ある？

　さらに別日に新しく描いてきた漫画も、次は美術部の先輩にだけ見せていたはなちゃん。だが、そこでも「絵はいいのだけど話が……」と同じことを言われてしまう。落ち込んでそのまま帰路に就くが、いつもの公園で一人傷ついた心を癒すために座っていた。そこにゆに様が現れてブラックスキームの出現を待っていた。はなちゃんのモヤモヤが最高潮に達し、ブラックスキームが出現するとゆに様は間髪入れずにブラックアビスをお見舞いしてしまう。だが、その時いつも公園にいたネコが巻き込まれてしまう。

　落ち込んだ様子で帰宅したと聞いたはなちゃんの様子を心配して探しにきたゆめちゃん、まいらちゃん、ときわちゃんは公園で自分の漫画をビリビリに破って様子がおかしくなっているはなちゃんを発見。今回ことこ先輩がいないので、すーちゃんの肉球認証がないが、明らかにはなちゃんの様子がおかしいことから、これはブラックアビスにやられている、と自己判断してゆめシンクロを行うことに。

　すると夢の中でははなちゃんと、ネコが擬人化した男性が二人でミュージカルのように歌い踊っていた。はなちゃんは漫画の不出来を、ネコくんは自らの顔が小さいことで他の猫になめられていじめられていることを嘆いていた。猫社会は顔が大きいほど強いとみなされるのだという。　

　とにかくこの空間はおかしい、とゆめちゃんはミュークルステッキであっという間に浄化。ゆに様が邪魔しようとしたけれど尺の問題があっという間にゆに様撃退。二人からブラックアビスを浄化するとドリーミーストーンが二つ出てきた。はなちゃんは猫くんに、もっと顔が大きく見えるように、と花輪を作ってあげたところで目が覚めた。
　
　猫くんは、夢から覚めてもお花が一つだけ顔に残り、少しだけ顔が大きく見えたようで初めていつもいじめてくるボス猫を撃退することができた。その様子を見ていたはなちゃんは、彼を始めてなでることが出来、彼を自分のうちに連れて帰ることに。

　そして、また改めて新しい漫画を描いたはなちゃん。ゆめちゃんや朝陽、クラスメイトたちに読んでもらいたい。と渡してみると、以前までとは違って大好評。朝陽も続きが読みたいと思う、といい感想を述べてれいくんに褒められていた。

　今回もいいところが無かったゆに様。次こそは！　と意気込んでいる様子を見守る女王様は、ゆに様にもパートナーをつけるべきか、と言い出した。え？！　ゆに様にパートナー！？

　まだ朝陽とれいくんの存在もゆめちゃんたちにばれていないところで新しいパートナー宣言に期待が高まる。次回も楽しみだ。