アニメ『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』荒れた図書館の修復でやりたい放題?第23話

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『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』公式HPより

 今回はギャグパート多めのマインの感情起伏が激しい回。彼女はやっと自分の身の回りの人間関係が落ち着いてきたこともあり、久々に図書館で本を堪能しようと意気込む。だが、神殿長が収穫祭にマインを呼ばないために図書館を荒らすことを部下に命じたことが発覚したことによってマインの怒りは頂点に達する。
 
 そんなマインを直前で止めて神官長の元に連れて行ったフランはいい仕事をした。新官庁は興奮が収まらないマインから図書館の状態について聞きだし、荒れた図書館の修復をマインに任せるといってくれる。分の好きなように蔵書を確認し整理することができるとわかったマインは一気に機嫌を直し、やる気を取り戻す。
 
 前世の時から憧れの人アメリカの図書館学者のメルヴィル・デューイの編み出した日本十進分類法を用いて本を分類。その分類に当てはまらない魔術についての本をどう分類するかなど嬉々として作業を進める。だが、神官長が寄贈した魔術の本が見当たらないことを不思議に思い本人に問い合わせると、魔術の本は図書館にはおかないといわれてしまう。

 未知の文学に興味津々だったマインは食い下がって読ませてほしいと頼み込むが、魔術は基本的には貴族のためのもの。さらに学校を卒業した貴族のみが正しく扱えるという証を頂くことなどの理由を合わせてマインがどんなに頼み込んでも、魔術書は見せてもらえないようだ。

 魔術書は読ませてもらえないが、自分が作った絵本聖典を関係各所に頒布することに。ベンノに届けたところその出来にいたく感心し、いくらで販売する予定なのかと尋ねてくる。商人ならば当たりまえの質問だが、マインは最初からこの本を販売目的で作っていなかった。もとはといえば、生まれてくる弟妹のために作ろうと決めたもの。さらに今回は孤児院の子供たちのために作ったのだ。

 だが商人のベンノは教会用のものだけでなく、人々が欲しいと思えるものを作らなくてはいけないと言い放つ。言い分は勿論わかるが、なんでもかんでも金金! といわれるとさすがにマインもイラついてしまう。

 母のお腹もどんどん大きくなり、冬には弟か妹が生まれるマイン。冬支度の間はなるべく母の手伝いをしたいと意気込んでいたマインだったが、そのことを神官長に相談すると意外な答えが。なんでも冬には大切な神事があり、マインは絶対に参加しなくてはいけないという。その際に大雪でこれませんでした、とならないように冬の間は神殿につめてもらわなければならない。

 家族を優先するために青色巫女見習いになったのに冬の間ずっと家族の側にいられないとなると……? 果たしてこの条件をマインは受け入れるのだろうか?
(文=三澤凛)

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