アニメ『プランダラ』涙腺崩壊の神回となった?第18話

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 今回は、陽菜たちが現世に帰ってから300年の間に何があったのかをダイジェストで送る回。

 陽菜たちがいなくなった後、戦争は本格的に始まった。しかし離人の強い要望によりA組の面々は人を殺させないためにも戦争に参加させないことに決める。

 一人戦場に出て心身ともに消耗していく離人の姿を心配するクラスメイトたちはパンツを見せるなどをして元気づけようとするが、そこにも無反応。
 
 殺戮を繰り返す離人は同じ撃墜王であるナナと出会う。年上で同じ境遇である二人はすぐに仲良くなり兄妹のような関係に。ここでやっと接点が生まれたようだ。ナナは離人になつき、戦争が終わったら彼のお嫁さんになりたいと思うようになっていた。
 
 殺戮を繰り返し、シュメルマンの遺伝子を多く受け継いでいるために彼の殺意にどんどん侵略されていき我を忘れたように戦場で遺体の山を築いていく離人。そんな彼を一人で戦わせてはならないと、A組の面々も撃墜王になることを望み始める。検査の結果、時風、武虎、園原、そしてアラン教官が適合することが判明しそれぞれ撃墜王になることに。だが離人は彼らの隊長として特に時風と園原には人殺しを絶対にさせないように厳しく命令を下す。

 戦争は激化の一途をたどり、食糧難は軍人にも及んできていた。シュメルマンたちはバロットを7つ集めることで多数決とはくらべものにならない決定権を持てるというふわっとした手段を取る。

 戦争が終わった後、理想国家を作るために地上の資源でアルシアを建設。地上3000mに国土を作り、優秀な人員から作られた受精卵から生まれた人間だけを住まわせ、いらなくなった人間は地上に置いていくという徹底っぷり。さらに、飛行技術があると地上にあることがバレてしまうために死罪になるという重い規則を作り、偽バロットで治世を管理する軍隊を作るなどして300年かけてアルシアはつくられていった。

 このやり方に賛成しなかった時風は、遂行しようとする離人に剣を向けるが、正気をうしなっていた彼に返り討ちにされ命を落としてしまう。さらにA組の面々は地上の資源を奪われた人たちを救おうと必死に行動していたらしいが、絶対的な口減らしが必要になったために自らの命を絶ったのだという。

 撃墜王になると不老不死になるという設定はどこから来たのか、離人は年を取ることが無いまま、時風を殺したショックから眠り続けて20年。その間に幼女だったナナはなぜか成長。だが丁度いいぐらいで成長は止まり、現在のナナの姿のままに。

 戦争が終わった時になぜかビデオレターを撮っていたナナ。その時には離人にプロポーズするのだと息巻いていたが、戦争によって精神崩壊した離人は全くしゃべらない笑わない、仮面を外さないという状態になってしまう。

 だが軍にいることを拒んだ離人はナナと共に軍を脱出し旅をすることに。それが1話で一緒にいた形態になるようだ。だが100年、200年たっても彼は変わらず笑わないまま。それでもいつかきっと離人を助けたいと側にい続けた。そして300年が経って陽菜達と出会い、この出会いがリヒトーを変えてくれるはず、と彼らを過去に送りだしたわけだが過去を変えることは結局できないままだった。

 残り話数も少なくなってきたので、決着をきれいにつけるために変なギャグを入れないで続けてほしい。
(文=三澤凛)

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