アニメ『プランダラ』離人の手術中に敵兵が襲来……ピンチに陥るも矛盾が気になって話が頭に入ってこない第16話

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 離人が手術を受けることを知り、動揺が広がるA組一同。だが、離人の決意が固いこと、自分たちがまだ未熟であるなどの理由から誰も彼を止めることができない。結局、手術は開始され、シュメルマン元帥と離人がチューブで繋がって血の受け渡しを行う。

 A組のメンバーはこの世の終わりかのように嘆き悲しむ。園原も離人がいなくなるのでは、と泣きながら銃の練習を行う。そこに武虎が現れ、ベソベソ泣いてばかりいる園原から星をもぎ取るなど蛮行を働く。

 園原ってもとからくよくよしているキャラだとは思っていたけれども、星を奪われてもジェイルに星をまたわけてください、というほど残念なキャラだっただろうか。離人に依存しすぎてしまった感を出すためなのかどうかわからないが、かなりこのシーンでの園原にはドン引きしてしまった。

 そして主人公よりも主人公らしい振る舞いを毎週見せてくれるジェイルは、口では厳しいことを言っても結局は園原に星を渡す。結局は甘い男である。

 リィンは離人を止めることができなかった後悔をペレに吐露していた。ペレはウジウジするリィンに突然食材を口の中に詰め込み、元気を出すように檄を飛ばす。このやり方がちょっとエロを挟んでくるのが本当に苛立たしいが、ペレの気持ちはよく分かった。演出が最悪なだけだ。ペレがリィンを気にかけているけれども全く伝わっていないのも可哀想だ。ここまでバカな子にしなくてよくないか、リィン……。

 この話題をなぜかロッカーで聞いていた陽菜が、やはり離人を助けたいといい出す。そして力を合わせて離人を“人を殺さない撃墜王”にして、戦争に勝てばアルシアの人たちも救えるし、彼の魂も救うことになると提案し、全員がその意見にのることになった。

 そこに、謎のヘリコプターが襲来。学校めがけてミサイルを発射したため、一気に戦場へと変貌する。アルシングの決定で戦争は来年までないと思い込んでいたが、他国にあるバロットが翻意。戦争のスタートを早めてしまったという。

 敵兵が流れ込み、生徒たちの命が次々に奪われる。さらにはミサイル攻撃の影響で電力がストップ。離人の手術にも影響が出てしまい、このままでは彼の命が危ない。
 
 DNAを供給している装置は手動では止めることができず、一刻も早く予備でもいいから電源を入れなければならないという。電源がなくても止まらないのに切るには電源が必要という不思議。さらにパイプ繋いでるだけなんだから離人からその管を抜けばいいだけなのではないだろうか。

 とにかく時間がないとのことでA組たちは力を合わせて予備電源をつけるために行動を始める。かなり目立つうえに少し遠方に予備電源はあり、そこに行くには命をかけなければならない。

 機能性のない女子の制服は目立つうえに動きづらそうだ。殺さない軍隊というのを掲げているが、続々と殺される仲間たちをみたらその気持ちも変わってしまいそうだ。
 
 教官も生徒たちを守って大怪我を負い、絶対絶命のピンチを迎える。展開的に離人のための電力は間に合うだろう。そして陽菜たちのピンチの前にさっそうと現れることは確定だ。矛盾だらけでも面白ければ問題はないが、あまりそこにも期待ができない。次回もがんばって見どころを見つけなければ。

(文=三澤凛)

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