アニメ『プランダラ』展開が遅いのに浅いギャグが滑りまくりで視聴者イライラ!?第11話

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TVアニメ「プランダラ」公式サイト

 前半と後半で温度差がひどい。『プランダラ』は全面的にギャグ禁止すればいいのにと本気で思う。どのギャグも全部滑っているし、そこに変な時間使うくらいならもっとテンポをよくしてほしい。

 アルシングと呼ばれる触手が、なぜか女性キャラにセクハラしまくっているのをニヤニヤと眺めているリヒトーと、もてあそばれて困惑する女子キャラ。その中でも陽菜は他のキャラよりも胸にボリュームが少ないためか、アルシングからスルーされてしまう。それに少ししょんぼりする陽菜がリンゴを胸に詰めたりと奮闘するが、このアルシングにお母さんがアビス送りにされたの、トラウマになっていたような

 重い過去のように描いていた割に、かなり簡単にギャグにしたりするからどの設定も底が浅く見える。それなのに、ちょっとエロいシーンを入れよう、ギャグにしようとするのが残念極まりない。

 リヒトーたち撃墜王たちは300年前にとある手術を受けたことによって年を取らなくなってしまい、今も生き続けているという。その存在を監視しているのが軍の特務部隊。ジェイルが彼の周りをうろうろしていると、その特務部隊に目を付けらえるかもしれないと忠告を与える。

 息子がシールで数字をごまかしているのも承知済みのようだが、そこを見逃して野放しにしている時点でこの父親は組織のトップにたつ資格はないように思える。

 ジェイルは再度リヒトーたちの前に戻り、彼を現行犯逮捕しようとするが、それをとがめたのが意外にもナナだった。 彼女は1話から登場し毎回訳知り顔でドヤっていたが、どうやら彼女も撃墜王的な存在のようだ。

 彼女は様々な事情を知らずにリヒトーをどうにかしようとする偏見の目をそらさせるかのように、陽菜やジェイルたちを別世界へと移動させることにしたようだ。

 陽菜たちが送られたのはみたこともないような建築が立ち並ぶ世界。視聴者的には突如異世界から現代にやってきたように感じるが、陽菜たちにとって見たら全くの異国に贈られたようなものだ。

 そこで彼女たちが目にしたのは園原と、彼女が「リヒト」と呼ぶ男性だった。なぜナナさんが撃墜王なのか。この世界は何なのか?

 2クールアルトはいえ、後半もこのペースで進んでいいのか大いに疑問は残る。過去に積み重ねてきたつまらないギャグや間延びした展開に期待は打ち消されてしまったが、この2つの世界がどうやって交わっていったのか、その謎については見守っていきたい。
(文=三澤凛)

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