アニメ『あひるの空』vsトビ! 圧倒される空が一瞬のスキを付いた瞬間に……第8話

アニメ「あひるの空」公式サイトより

 向武史原作のバスケットボールに打ち込む高校生たちの姿を瑞々しく鮮やかに描いたバスケットボール漫画、「あひるの空」(週刊少年マガジン連載/講談社)。

 累計部数2400万部を超える大人気作品が、連載開始から15年、待望の初テレビアニメ化! 第8話がオンエアされた。

#8 アヒルとトビ

 問題を起こした場合即廃部を条件に、顧問をつけてもらい活動を許可されたクズ高男子バスケ部。その矢先、ヤスたちと校舎裏でひと悶着したトビが、女子バレーボール部が練習する中で無理やりバスケの練習をした挙句、部員にけがをさせてしまう。百春の土下座により何とかその場は収まったものの、翌日には体育館でトビがほかの生徒と暴力沙汰を起こす。顧問となった五月は惨状を見て廃部をつきつけるが、トビが自分はバスケ部ではないと宣言したことでなんとか廃部は免れた。しかし、百春や空には釈然としない思いが残る

 突如現れた暴力的な男、トビ。彼は圧倒的なバスケセンスを持ちながら、なぜこうも問題ばかり起こしてしまうのか? 
 クズ高男子バスケ部自体が不良のたまり場だった。トビのことだけをやり玉にあげる筋合いもない。それでも空によって触発され、練習試合を経験し、やる気になったところ彼らに水を差すのはいただけない。

 さらに現在男子バスケ部は「問題を起こしたら即廃部」というかなり重たいハンデがあるデリケートな時期。バスケ部でもなんでもないトビの行動が、こちらに飛び火してはたまったものじゃない。

 空や百春のそんな状況や真剣な思いをしっている円はトビの自分勝手な行動にぴしゃりと苦言を呈す。
 
 騒動を聞きつけ、顧問の五月もやってきた。あわや廃部かと思われたが、トビはまだバスケ部員ではないことがわかりこの場は不問に。しかし、停学開けにも関わらず再度暴力沙汰を起こしたことで退学の恐れがあると忠告がなされた。

 この騒動に空をはじめとする面々は怒りをあらわにする。しかしまどかは「彼は悪いことをしたけれど自分がやったことを認めていた」と語る。善悪はおいておくとして「卑怯」ではないというのだ。
 
 その発言に若干納得がいっていなかった空だが、彼が電話で「インターハイ」という単語を発したため、トビに興味を持ち始める。

 後日トビと話す機会を得た空。トビは現在実家を離れて暮らしているらしい。そしていつも電話に出ていたのは自らの妹であり、彼は妹にインターハイにでることを約束していたのだった。

 トビは中学時代からバスケの腕は一流だったものの、家庭の不和からくるストレスもあり、荒んだ学生生活を送っていた。しかし、それを知った上で空は、再度彼と勝負をすることに。そして勝ったら真面目にバスケをするようにという条件を付けた。当初はトビに全く歯が立たなかった空だが繰り返すうちにどんどんレベルがあがり、一瞬すきを突いてトビの手からボールを奪う事に成功する。

 かくしてトビをバスケ部に引っ張り込むかと思ったその瞬間、五月先生が現れトビの退学が決定したと告げる。だが、そこにバスケ部の面々が続々と現れその退学決定に待ったをかけた。

 トビを退学決定から救う方法はあるのだろうか!?
(文=三澤凛)

アニメ『あひるの空』vsトビ! 圧倒される空が一瞬のスキを付いた瞬間に……第8話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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