アニメ『あひるの空』初戦を技術と組織力で翻弄することができたが、ある弱点を発見されてしまった第4話

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テレビアニメ「あひるの空」公式サイト

 向武史原作のバスケットボールに打ち込む高校生たちの姿を瑞々しく鮮やかに描いたバスケットボール漫画、『あひるの空』(週刊少年マガジン連載/講談社)。第4話がオンエアされた。

初めての飛翔

 丸高の不良たちが百春たちに恥をかかせるために画策し、丸高バスケ部との練習試合が決定。千秋を除いた4人が試合に出てくれることになり、初めて5対5のバスケができると張り切る空。そして、練習試合当日。キャプテンの千葉、エースの常盤と、神奈川でも5本の指に入るといわれるほどの実力者を擁し、全員がバスケに有利な高身長の丸高バスケ部が登場。そんな不利な状況にもかかわらず、空は「秘策がある」と宣言。ついに、空にとって初めての試合開始のホイッスルが鳴り響く。

  空の母、車谷 由夏の元に空からのメールが届く。そこには入学して1週間たちバスケ部に入れたことの喜びがつづられていた。

 見た目的には圧倒的にバスケをやらなそうな面々と一緒に映った写真も添付されており「絶対に心配しないでください」の文字が余計にあやしく感じさせる。

 この写真からはよもや楽しくバスケをしているようには見えないだろうし、彼らがバスケ部員だとは思えないだろう。

 しかし、空の圧倒的な練習量をみた後の百春は今までの行動は何だったのかというほどにバスケに打ち込むようになっていた。他の部員たちも同じで、部活の時間の最後はフリースローを3本先に入れた人からあがり、というルールができていつ百春が最後まで残って掃除をしたりと、今までの男子バスケ部とは見違える姿だ。

 それもこれも因縁の丸高との試合が間近に迫っているからなのだ。丸高は不良校として名高いがバスケ部だけは例外で県内でも屈指の選手が集まっているという。そんな評判の学校と、今までまともに起動していなかったクズ高との試合。始まる前から結果は火を見るよりも明らかだが、空たちは試合に向けてもくもくと練習を重ねるのだった。

 そしてとうとう試合当日。中学時代もバスケ部がなかった空は実質初めての試合。うれしくてたまらないという感じが伝わってくる。しかし浮かれてもいられないほどに、丸高バスケ部は威圧的なほどに背が高い面々ばかりが集まっている。

 百春がジャンプボールを取り、そこから空が3ポイントをとるという幸先のいいスタートを切る。前半はクズ高がリードする展開を維持することができた。安原、鍋島、茶木の3人はドリブルが苦手ということでボールをもったら即座に前に前にパスを出し、百春はそのジャンプ力を生かしてゴールしたで相手側がゴールするのを阻止。そして空はその正確なゴール力と技術を使ってポイントを稼ぐという、それぞれの特徴を生かした作戦で丸高を翻弄することができた。

 しかし、偵察にきたときから空に目をかけていた常盤は、そんな空の弱点を発見したと千葉に報告をする。空の弱点とは一体?
 
 いつの間にかかなり仲良くなったクズ校の面々がバカ可愛くてとても微笑ましい。初回から意味ありげに出ている千秋は、いったいいつから部活に参加するのだろうか。双子の息の合ったプレイが見れる日を心待ちにしている。
(文=三澤凛)

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