アニメ『あひるの空』ようやく動き出しつつあるクズ高バスケ部に早速大トラブルが!? 第7話

アニメ「あひるの空」公式サイト

 向武史原作のバスケットボールに打ち込む高校生たちの姿を瑞々しく鮮やかに描いたバスケットボール漫画、「あひるの空」(週刊少年マガジン連載/講談社)。累計部数2400万部を超える大人気作品が、連載開始から15年、待望の初テレビアニメ化! 第7話がオンエアされた。

迷惑な一年坊
丸高との試合は圧倒的な点差で敗北したものの、お互いの健闘をたたえ合う試合となった。疲れて眠ってしまった空を自宅に送り届けた円は、空の祖母から空が入院している母・由夏を追って、神奈川にやってきたと聞かされる。試合翌日からさっそくバスケの練習に打ち込むクズ高メンバーだったが、今まで全く活動していなかったバスケ部には顧問がおらず、体育館を使う資格さえ与えられていなかったことが発覚。早速百春は顧問をつけてもらえる約束を取り付けたが、それには条件があった。そんな中、ヤス・チャッキー・ナベは校舎裏で華麗なシュートを決める1年生に出会う。

 丸高との試合直後に倒れこむよに眠ってしまった空。他の部員ではなくなぜか女子バスケット部員の円が空の家まで負ぶって送り届けることに。円はそこで空の祖母に出会い、流れで彼がこの町に越してきた理由。母に会えなくなった理由を知ることになる。 

 空の母は彼が中学のころに病を患い、神奈川の病院で治療をするため、空の元を離れることになった。 は母のそばにいたいと、自分も高校は母の病院の近くを受験すると宣言するも、母はそれを強く拒否。空は傷つき、母に暴言を吐いて部屋を出てしまうが、それは母が空の負担になりたくないとついた嘘だったのだ。

 どちらも相手のことを想っている。だがそれゆえ、相手に辛くあたらざるを得ないふたりの不器用さが愛しくも悲しい。

 そして空は母が出立するに「誰にも負けずに試合で勝てたら会いに行ってもいいですか」と涙ながらに訴えた。ここで筆者の涙腺は崩壊した。

 高校生最初の公式試合はインターハイ。負けずに会うのはなかなかに難しいがその約束があるからこそ、あれだけの練習量をこなしているのだと納得した円。

 しかしさすがにあれだけクタクタになるほどの運動量をこなした後、また1000本のシュート練習をしたり走り込みをしたりとハードな練習をするのには、オーバーワークだと感心できないでいた。

 試合を経て千秋もメンバー入りしバスケ部が本格始動することに。しかし一度でも問題を起こしたら即廃部という条件が付きつけられた。元々不良の集まりだった彼ら。誰かとぶつかれば喧嘩が始まるような面々なのでこの条件はなかなかに厳しくなりそうだ。

 そんな中、安原たちが試合後に練習に励んでいたときに、やたらとプレイが上手い生徒に出会う。そのプレイに魅せられた彼らは声をかけるが、その返答は拳。こちらの話を全く聞かずに突然の暴力に応戦しようとするが、千秋がそれを止める。

 ここで応戦してしまったらあっという間に廃部に追い込まれてしまうのだ。

 一体、この暴力男は何者なにか? そしてクズ校バスケ部は廃部を逃れることができるのか!? 空と母の約束のために廃部に追い込まれる件だけは回避していただきたい。
(文=三澤凛)

アニメ『あひるの空』ようやく動き出しつつあるクズ高バスケ部に早速大トラブルが!? 第7話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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