アニメ『あひるの空』丸高からクズ校バスケ部へ試合の申し込み! だが他のメンバーはやる気なし!?

テレビアニメ「あひるの空」公式サイト

向武史原作のバスケットボールに打ち込む高校生たちの姿を瑞々しく鮮やかに描いたバスケットボール漫画、「あひるの空」(週刊少年マガジン連載/講談社)。累計部数2400万部を超える大人気作品が、連載開始から15年、待望の初テレビアニメ化! 第3話がオンエアされた。

#3「百春の翼」
晴れてクズ高バスケ部に入部した空。部室に先に来ていた千秋に連れられて校舎裏のバスケットゴールに向かうと、そこにはシュート練習をする百春が。シュートが全く入らず、ヤケになってゴールへジャンプした百春の驚異的跳躍力に空は驚愕する。そこにケンカの報復に現れた新丸子高校(丸高)の不良たちを何とか撃退。その後、百春は空に自分のバスケの才能のなさを空に吐露し、自分がバスケの練習に参加することをあきらめるように言うが、それに対する空の反応は意外なものだった。

 空の努力を目の当たりにし、バスケ熱に火が付いた百春。しかし、だからといってすぐにシュートが入るかというともちろんそんなハズはない。持前の短気さも手伝って、ゴールに向かって突進してしまう始末。しかし、その突進は空がやりたくても到底できないダンクシュートに近いフォームだった。

 こっそりと百春の練習を覗き見していた空は、百春の跳躍力に感動して彼に駆け寄る。だが、そこに以前ボコボコにした丸高の生徒が現れていちゃもんをつけ始める。不良がまじめになにかに取り組み始めると、それはイコール“ダサい”になるのか、部活動に取り組み始めたことをあざ笑うかのような言動が繰り返される。

 それにキレたのは、百春ではなく空だった。「練習してる人を笑うな!!」という強い言葉と共にウエハースをかじりかっこよく丸高のヤンキーたちに対峙したものの、秒でボコボコにされてしまう。

 しかしその心意気は百春にはきちんと届いたようで、自分がなぜバスケから離れてしまったのかを空に語ってくれたのだった。しかし、空はボコボコにされた後遺症で耳が遠くなっていたので、全く話を聞いていなかったが……。

 そしてその後、件の丸高から正式にクズ校バスケ部へ試合の申し込みがされる。こちらの部活の惨状を知った上での提案だと考え、最初はいぶかし気に思った面々だったが空の「逃げて弱虫だと思われたくない」の一言が引き金となり、この試合を受けることに。

 しかし、今までただの不良のたまり場でしかなかったバスケ部。試合になりそうなプレイができるのは空と百春のみ。他の不良たちも練習に参加はしてくれたものの、女子バスケ部がちらちらとこちらの様子をうかがい、笑っているのが気になり練習に身が入らない。とうとう恥ずかしさから体育館を飛び出していってしまう。

 空の必死の懇願により、「お前がパンツ一丁で女子の前で練習したら戻ってやる」というとんでもない条件を持ち出した。かくして翌日空は約束以上、『全裸で女子バスケ部員の前で練習をする』という荒業を見せ、約束を違えることなどできないようにしてしまう。こうして、男子バスケ部員は全員で試合に臨むことができそうになったのだった。

 丸高バスケ部の情報を探ろうと百春と偵察に出向く空。しかし校門の段階で生徒たちの柄の悪い丸高に空は怯え、百春は喧嘩を売りに出てしまう。なんとかバスケ部にたどり着いた空は、そこで思いもよらない状況を目の当たりにしてしまう。

 部長と思わしき人物が、新入生を一列に並ばせて低身長のものを選出。そのメンバーの入部を身長を理由に「高校バスケでは通用しない身長」と切り捨てて入部を拒否。これには低身長で頑張っている空には怒りしかないだろう。

 ボールを奪い取り、この部のエース的存在である常磐の守備を破り、華麗にゴールを決め「小さくても頑張ればなんとかなる」という事を示したのだった。

 これにより、さらに丸校との関係は悪化。どこまでも練習試合が不安になってしまった。果たして、怒りに燃えた丸校に勝てることはできるのか!?
(文=三澤凛)

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