アニメ『あひるの空』弱点克服の奇策がまさかのアレ!?第5話

アニメ『あひるの空』弱点克服の奇策がまさかのアレ!?第5話の画像1
テレビアニメ「あひるの空」公式サイト

 向武史原作のバスケットボールに打ち込む高校生たちの姿を瑞々しく鮮やかに描いたバスケットボール漫画、「あひるの空」(週刊少年マガジン連載/講談社)。待望の初テレビアニメ化。第5話がオンエアされた。

●折れた翼

 試合開始早々秘策を繰り出した百春と空。その快進撃に対する策を考える千葉だったが、常盤は空のプレーを見て、本人さえも自覚していない空の弱点を発見する。徹底的に弱点をつく常盤を前に、空のシュートは全く入らなくなった。一気に雲行きが怪しくなり、完全に丸高のペースへ。さらに試合メンバー5人ギリギリの中、ヤスが5回目のファウルをしてしまい退場。メンバーは4人となり、空の疲労もピークに。険悪なムードの上もう後がないクズ高バスケ部だが…。

 空の弱点を把握したという常盤。彼の言う通り、途端にボールが入らなくなってしまうクズ高チーム。

 ほぼほぼ空の技術によって持っていたクズ高は、空がシュートが撃てなくなってしまったことで窮地に追い込まれる。さらに安原、鍋島、茶木はプレイミスが多く何度もファールを取られてしまう。何かあれば腕力で解決すればいいと思っている3人は、ルールを理解していなかったことも相まって安原は早々に退場処分となってしまう。

 追い込まれるクズ高。そんな試合会場に、千秋が出会い系で知り合った女子と共に現れる。残念ながら千秋好みの体ではあるものの、顔が残念な彼女は丸高の常盤のファンとのこと。

 1人退場になり4対5で戦わねばならなくなったクズ高の面子は、千秋に助っ人を頼もうと提案するが双子の百春がそれは無理だと止めてしまう。千秋はああ見えて、誰よりも周りの目と言葉を気にするタイプで、かっこ悪いことは絶対にやらないのだという。

 いつもおおらかっぽい印象があるが、それも先回りして諦めているのの裏返しなのだろうか。千秋にも頼ることはできなそうで、この4人で試合を続けるしかないようだった。

 初試合で前半に攻めまくった空も、常盤に弱点がばれたことで体力的にも精神的にも追い込まれていた。試合慣れしていないこともあり、だいぶ負荷がかかっていたのだ。腕もつる寸前。このままでは後半の参加すら危ぶまれる。

 しかし、ここで諦められる空ではない。母と昔練習で教えてもらった腕に負担をかけないシュートの仕方を思い出す。

 それは、女子のシュートのように両手でボールを投げるあのスタイルだ。このスタイルならば常盤に指摘された弱点である左サイドのシュートの弱さもカバーができる。このスタイルに手ごたえを得た空は、ここから反撃を開始する。

 スポーツ作品では、1試合だけで結構時間を使う。公式HPのキャラクター一覧の中に数校の紹介が出ているので、今後まだままだ色々な学校との試合が繰り広げられるかと思うが、このペースでいくとういうことは2クール以上やるのだろうか。まだまだ5話目、先は長そうだ。
(文=三澤凛)

アニメ『あひるの空』弱点克服の奇策がまさかのアレ!?第5話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!