『私、能力は平均値でって言ったよね!』は「予算不足だけどヒロインが可愛いから問題なし」!? 中国の反応が意外すぎた

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「这部十月新番经费不足,却成为猛男必看,就怪女主太可爱」より

 中国のニュースサイト・腾讯新闻で配信された記事で「このアニメは予算が不足しているのではないか」と指摘される日本アニメが登場しています。日本のアニメ業界のブラックぶりは、いよいよ中国でも知られるようになっているのでしょうか……。

 この記事のタイトルは「这部十月新番经费不足,却成为猛男必看,就怪女主太可爱」。
訳すと、この10月からのアニメは予算不足だが、女の子が可愛いので男性は必見……ということになるでしょうか(なお、「猛男」はマッチョという意味なのですが、ここでは「オスたち」と捉えたほうがよさそうです)。

 そのアニメのタイトルは『我,不是说了能力要平均值么!』。そう『私、能力は平均値でって言ったよね!』のことです。

 この作品はFUNAさんによるライトノベル。イラストは亜方逸樹さんが担当。またマンガ版をねこみんとさんが担当しています。物語は、異世界転生したヒロインが転生に際して平均的な能力を求めたところ「古竜種や神を含む全存在のなかで、その分野ごとの最低値と最大値の平均」、すなわち超絶な能力を持ってしまって始まる物語です。

 タイトルに反して、記事では作品にものすごく好意的です。その理由はヒロインを中心にメインの登場人物が女性であり、男性がいないことを言及してます。

 さらにこの記事が熱いのは、この作品を男性がみるべき理由として転生したヒロインである
マイルが12歳設定なことを強調して語っていることです。ここでは幾度も「キュート」だと書いており、記事の執筆者のガチ恋ぶりが伝わってきます。

 一方で、アニメとしては冷静に作品を観ているようで「戦闘シーンは期待すべきではない」とし「ヒロインを観るだけで十分。ヒロインで十分だ」としています。執筆者の百合百合な世界で癒やされたい願望が伝わってくる記事。この作品が中国でどれほど人気なのか、みんなそんな視点で見ているかは謎です。

(文=中国ニュース取材班)

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