『真・中華一番!』は本場・中国でも話題 『食戟のソーマ』に比べると「古い!」らしいが……【中国ニュース】

『真・中華一番!』は本場・中国でも話題 『食戟のソーマ』に比べると「古い!」らしいが……【中国ニュース】の画像1
腾讯新闻より

 今期の二大料理アニメ『真・中華一番!』と『食戟のソーマ 神ノ皿(第4期)』。はたしてどちらの作品が優れているのか。そんなレビューは中国でも行われています。

『真・中華一番!』は中国でも『真中华小当家』のタイトルで配信中です。この作品を中国人が見たら、洋画で描かれる「日本じゃない、日本のようなもの」みたいで激怒されるんじゃなかろうかと思うのですが、意外にもそんなことにはなっていません。とはいっても、なかなか辛口な見方をしているようですが……。

 中国メディアで配信されている記事「《真中华小当家》VS《食戟之灵》,观感:情怀不存,经典不再」では、シナリオや作画など様々な観点から公平なレビューをしようと試みています。やっぱり『真・中華一番!』には辛口ですが、こんな中国があるかと怒っているのかと思えば、そうではありません。「レトロ感以外にはなにもない」というのです。

 この記事では『真・中華一番!』の作画は決して悪くはないといいます。しかし、作画に比べるとストーリー構造や会話のテンポ、キャラクターの動きが非常にレトロで現代的ではないとするのです。そして、「ストーリーは問題ではないが、2019年の作品に見えるだろうか」と、辛辣に批評します。

 対して、『食戟のソーマ』は物語のリズムや各エピソードの中に可能な限り料理バトルを挿入しようとする構成など、現代のアニメの基本をクリアしているとします。

 また作画の色遣いが明るく、キャラクターが男女とも魅力に書かれていることや、作品の特徴である女性が食べた時の演出も「頭の中の遊び」が生きていると評価します。一方、『真・中華一番!』は演出がフラットで、登場人物たちが味を楽しむ演出があまり魅力的でないとされています。

 かつては、得体の知れない演出で話題になった『中華一番』ですが、再びのアニメ化は過去の作品を踏襲しすぎていて魅力に欠けるということなのでしょうか? この記事の書き手が現代的なヒロインにしか興味がない可能性もありますが……。
(文=中国ニュース取材班)

『真・中華一番!』は本場・中国でも話題 『食戟のソーマ』に比べると「古い!」らしいが……【中国ニュース】のページです。おたぽるは、アニメ話題・騒動の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!