『ドラえもん』ネタ考察は中国でも　のび太の静香結婚ルートはタイムパトロールが考えた？【中国ニュース】

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　みんな大好き『ドラえもん』。日本では、放送時間が金曜日から土曜日に移動することが話題になりました。いよいよコンテンツとしては衰退していくのかとやや心配になりますが、まだまだ世界のあちこちで『ドラえもん』は人気です。当サイトでも行っているようなレビュー（記事参照）やツッコミは世界で親しまれるようになっているのですから。

「歴史を改変してはいけない」と言っているわりに、もともと未来からやってきた目的が「未来を変えること」であるドラえもん。それは中国でもツッコミの対象です。中国メディアで配信された「野比大雄是灭世魔王，多啦A梦属于时光管理局？这些脑洞合理吗」では、それらツボを押さえた矛盾点の指摘を行っています。

　この記事では、のび太は何度も歴史に干渉したばかりか、命や文明まで生み出しているのにタイムパトロールに逮捕されたことはないとしています。

　そんなのび太は、銃を撃てば百発百中。一瞬で眠りに落ちる技術など自分の精神を律する高い能力を持っている
と、記事は指摘します。そして、そんなのび太と共に暮らすドラえもんは、様々な道具を持っている。その中には、地球破壊爆弾のようなものまであるのです。

　ここから、この記事では「のび太は将来、世界的な悪魔のような存在になるのでは」と考察します。特殊な能力を備えているのび太は未来の世界においては危険な存在。その危険性を消滅させる手段として、未来の人たちが考えたのが「静香と結婚させるルート」だったというのです。ドラえもんが地球破壊爆弾のような武器を備えているのは、ともすれば戦いの可能性もあったからだというのです。

　だから、のび太はたとえ、ちょっとばかり歴史改変をしても触れてはならないアンタッチャブルな存在……？？

　日本でも様々な形で作品の深読みが娯楽になっている『ドラえもん』。そうした面白考察は中国でも広がっているようです。
（文＝中国ニュース取材班）