アニメ『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ -』メンバーそれぞれの名前に込められた数字の意味とは?第2話

アニメ『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ -』メンバーそれぞれの名前に込められた数字の意味とは?第2話の画像1『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ -』公式HPより

 完全オリジナルTVアニメ『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ -』。第2話がオンエアされた。

File.02「捜査する二人」
 銀行強盗事件の一件で、「特殊凶悪犯対策室 第七課―通称トクナナ」に突如配属されることになった七月。そこは凶悪犯罪組織・ナインに対抗する為の部署で、卓越した能力をもった個性の強い警察官6人が所属しており、その中に一ノ瀬もいた。
 そして赴任早々、七月は一ノ瀬と共に政治家殺害事件の現場に向かうことになる。しかし捜査をしていく中で、ほぼ同時刻・同様の殺害方法で他の3人の政治家も殺されていることが判明し…。

 今回はほぼトクナナの面々の紹介に終始する回だった。主人公の七月が配属されたトクナナとは何なのか? ということを事件を絡めてテンポよく紹介していく。

 トクナナの舞台は、複数の種族が入り混じっている世界線という設定ゆえに、ドワーフやヴァンパイヤ、エルフなど異世界でよく見る人種の末裔たちが生活をしているらしい。トクナナの面々にもエルフ、ヴァンパイヤ、ホムンクルスといった種族たちが混在している。ちなみに七月と一ノ瀬と所長は人間ということだ。

 公式サイトのプロフィールページにも「お茶目なおじさん」と記載のあるトクナナのボスこと、桐生院左近零衛門。どこまでが苗字だか悩む少々掴みどころがなさそうな彼が、チームを運営をしているようだ。そのボスがそれぞれのメンバーにコードネームをつけているが、メンバーにはかなり不評のようだ。

 一ノ瀬栞(下の名前が嫌いらしい)のコードネームはカリスマ。これは呼ばれるの恥ずかしい。二条クジャクはアナライザー。分析が得意なのかな? 二条もコードネームで呼ぶのは拒否。四季彩紅音はサムライ。刀でのバトルは1話で披露済みだ。だいぶ安直な名付け方。呼び方は好きにして、ということはそんなに嫌ではないのかもしれない。

 遠藤六輔はスナイパー。わかりやすく狙撃の腕があるそうだ。呼ばれるとむず痒いとのこと。ベルメール・サンクはニンジャ。どこにも忍者要素のないメカニック担当だ。ニンジャですから! と自ら言うだけあって特にコードネームについては拒否していない様子。

 そんな結構適当につけている感のするコードネームだが、新しくトクナナに入った七月には「ルーキー」というなんとも残念感漂うものがついた。彼より後に入る人がいないことを見越してつけたのだろうか。

 全員の名前にそれぞれ数字が入っているが、「5」の数が入っている人がいない。それが過去に七月を救ってくれたあの人なのだろうか。

 基本的には過去にあったナインという組織に対抗する組織として結成されているため、ナイン関係の事件が動かない限りは暇を持て余すチームらしい。そんな時は他の部署の事件を横取りするという、組織内でも評判が悪いのも納得。

 今回は、政治家が同時に4名同じ手法で殺されるという事件の調査に乗り出す。事件自体に割く時間が少なかったことから、あっさりと事件解決までに進み、晴れて七月は赴任初仕事を無事に終えることができた。

 しかし、政治が絡んだ事件には後味の悪い被害者が数多く関わっており、そういった被害者への挨拶周りなどがあることを知る。まだまだ刑事としてもトクナナの一員としてもルーキーな七月は、彼の目標とする存在に近づくことはできるのか。まだ始まったばかりで全容がつかめないところはあるが、テンポのいい作風に期待を持ちたい。
(文=三澤凛)

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