音楽に合わせレッツ卓球! 音楽と卓球が融合したピンポンゲーム『Ping Pong FM』が登場!

■卓球“自主練”ガジェットが登場

“温泉卓球”レベルから脱し、あくまでもスポーツとしての卓球の腕前を短期間であげられないものかと考える向きもあるだろう。その中で、なかなかユニークな卓球のトレーニングマシンが開発されている。

 新しくスポーツをはじめてみようと思った場合、卓球やテニスなどの個人種目の球技の場合は特に“超ビギナー”レベルをいかに早く脱するかがカギになる。“超ビギナー”レベルを脱しないことには練習相手がなかなか見つからず、せっかく始めたにもかかわらず、諦めてしまうケースも少なくない。そこで格好の“自主練ガジェット”かこの「Trainerbot」である。

「Trainbot」紹介動画「Topper」より

 まさに極小サイズのピッチングマシンという感じの「Trainerbot」は、高さ32cm、横幅16cmとコンパクトで重さも1.2kg。それでいて30個のピンポン球を装填でき、1球ごとに異なる球種、球筋で球を発射することができる。さらに、球速や発射間隔も専用のアプリを通じて自由に設定ができる。30球の一連の配球をプログラムすることも可能だ。

 あらかじめ用意されているプログラムでもじゅうぶん練習には有効で、Easy、Intermidiate、Hardの3種類がプリインストールされている。それだけでなく、ダブルスの練習に使うこともできる。

「Trainerbot」は5月17日にクラウンドファンディング「Kickstarter」に出展され、早々と5月31日に目標金額を達成。その後なんと4度のストレッチゴールを次々にクリアし、累計28万811ドル(約2,900万円)のファンディングに成功し、現在鋭意開発中である。予約販売も行なっており、本体と充電器、30個のピンポン球が同梱されたモデルで379ドル(約3万9,000円、送料別)だ。

 正規のピンポン台で使うことが前提にはなっているか、部屋の中のテーブルなどに固定して活用することも可能だろう。“超ビギナー”レベルを脱する秘密特訓が存分にできそうだ。
(文/仲田しんじ)

【参考】
・New Atlas
http://newatlas.com/ping-pong-fm/45924/
・Kickstarter「Trainerbot」
https://www.kickstarter.com/projects/1743882979/trainerbot-smart-ping-pong-robot/description

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