あの“ドS”兄弟が再び!! ドキドキ必至!? 吸血シーン満載の舞台『DIABOLIK LOVERS~re:requiem~』ゲネプロレポート

1608_dia_asatotakasaki.jpg(左)安里勇哉演じる長男シュウ(右)と髙﨑俊吾が演じる次男のレイジ

 アヤト・カナト・ライトの三つ子に対し、「面倒くさい」が口癖の“無気力系”ドSの長男・シュウと“慇懃無礼系”ドS・次男のレイジの2人は同母兄弟。シュウを演じる安里は、「今回は、前回なかったレイジに対して殺意をむき出すというシーンが加わりました。基本的に何の感情も表に出さないシュウなんですが、ふとしたときのちょっとした殺意だったり、そういう場面も見てもらえたら」と語り、レイジ役の髙﨑も、「普段かなりクールで、兄弟の中でもまとめ役になっているところがありますが、シュウに対する憎悪が前回よりもさらに増しているので、より人間らしさを見せられたら」と、母親の愛情を巡り深い確執があるこの2人の関係性も、見所の一つだといえるだろう。

1608_dia_doi.jpg土井一海が演じる末っ子・スバル

 実兄弟のいる5人に対し、事実上一人っ子で、一匹狼な“暴愛系”ドS・末っ子のスバル。ユイに逆巻家から立ち去るように命じたり、母からもらった大切な銀のナイフを渡したりと、乱暴に見えて心優しい一面も。土井は「優しさを伝えることができない、不器用なところがあって。スバルも人間らしいところが普段の僕に近いものを感じています。普段の僕を知っている人は、そのあたりも見比べていただけたら嬉しいです」と、スバルの魅力を語りつつ、ファンにアピールした。

1608_dia_shio.jpg塩川渉演じる叔父・リヒター
1608_dia_katou.jpg加藤千尋演じるアヤトら三つ子の母・コーデリア

 カナト役の大原とともに新キャストとなるのが、六兄弟の叔父にあたり、物語の鍵を握るリヒター演じる塩川と、アヤトら三つ子の母・コーデリア役の加藤。「初演を経てカンパニーとしての軸ができたところに新キャストを迎えたことによって、さらに軸が太くなったと思う。楽しく和気藹々とやらせてもらってます」と髙﨑が語るように、カンパニーとしての仲もいいようだ。さらには、「加藤がキャストみんなにドラマCDを貸してくれた」と作品愛をうかがわせるエピソードも飛び出した。

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