あの“ドS”兄弟が再び!! ドキドキ必至!? 吸血シーン満載の舞台『DIABOLIK LOVERS~re:requiem~』ゲネプロレポート

■個性豊かな登場キャラクターたち

1608_dia_takamune.jpg高宗歩未演じる主人公・小森ユイ

 高宗がキュートに演じるのは、純粋でちょっと内気な主人公・小森ユイ。父の転勤により、「逆巻家」に居候することになった彼女。そこに待ち受けていたのは、強大な力を持つヴァンパイア・逆巻透吾を父に持つ、ドSな六人兄弟だった。

1608_dia_yama.jpg山崎大輝が演じる逆巻家の三男・アヤト

“俺様系”ドSな三男のアヤトを演じる山崎は、囲み取材で、「再演が決まったときは、初演のときに正直やり残したなということがあったので、今回はやり残したことがないように終えたいなと思います」と意気込みを語り、自身の役柄についても「常に自分が一番ではなくていけないないというちょっとした闇を持っていて。その中でもユイちゃんにたいしては特別独占欲が強くて。なぜ“俺様”なのか、小さな心の動きを大切に演じていきたいです」と、母・コーデリアに逆巻家の当主になるよう厳しく育てられたアヤトに対する想いを語った。

1608_dia_kaiki.jpg大原海輝が演じる四男・カナト

 いつもくまのぬいぐるみ「テディ」を抱えた“ヤンデレ系”ドSの四男、カナトは、新キャストの大原が表情豊かに演じる。自身は感情を表に出すほうではなく、喜怒哀楽の激しい役柄にプレッシャーを感じたと語ったが、「普段からカナトだったらどう考えるのかなと意識して生活しているうちに、カナトになれたのでは」と、自信をのぞかせた。怒ったり泣き叫んだり、大声になるシーンが多いカナトだけに、「ステージ裏では貧血になりそうになる」というエピソードも。また、兄弟の中でも一番多いという“吸血シーン”の変化や、心情の変化、テディとの関係性の変化にも注目だ。

1608_dia_ibuka.jpg井深克彦が演じる五男のライト

「過激なシーンが多いので、自分にしかできない色っぽさを出して、お客様にそこを見ていただけたら」と語るのは、“粘着系”ドS・五男のライトを演じる井深。その吸血シーンには、思わずドキッとさせられるだろう。円形劇場での公演に、「360度見られるという意識の中でお芝居をしなければいいけないので、普段とはちょっと違った見せ方だったり、どうやってキャラを演じるかというところを苦労しながら稽古してきました」と苦労もあったようだが、「一公演一公演を大切にして、お客様に楽しんでいただいて、何より僕たちキャストスタッフも楽しみながら作品を届けられたらと思います」と抱負を語った。

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