青木玄徳に聞く刻命裕也の魅力「杉田智和さんの声を一瞬意識しました」~『コープスパーティーBook of Shadows』

青木玄徳に聞く刻命裕也の魅力「杉田智和さんの声を一瞬意識しました」~『コープスパーティーBook of Shadows』 の画像1(C)2016 Team GrisGris / MAGES. / 5pb. /映画「コープスパーティー Book of Shadows」製作委員会

 昨夏公開され、“最恐ホラー映画”として話題を呼び、スマッシュヒットを記録した『コープスパーティー』が、より壮絶な惨劇を描いた最新作『コープスパーティーBook of Shadows』としてスクリーンに戻ってくる!

 祁答院慎がシナリオを手掛ける人気ホラーゲームが原作の本作品。呪いのおまじない「幸せのサチコさん」をきっかけに、怨霊が巣食う異空間「天神小学校」に飛ばされてしまった直美(生駒里奈)をはじめとする如月学園の面々が次々と惨劇に巻き込まれていくストーリー。

 今回の『コープスパーティーBook of Shadows』では、幼なじみの哲志(池岡亮介)や親友の世以子(喜多陽子)を失った前作から半年後が描かれる。死んだ友達を取り戻すべく、直美は生き延びたあゆみ(前田希美)と共に、再び天神小学校へと向かうのだが、待っていたのは繰り返す“死の運命”に囚われた仲間たちとの再会だった――

青木玄徳に聞く刻命裕也の魅力「杉田智和さんの声を一瞬意識しました」~『コープスパーティーBook of Shadows』 の画像2青木玄徳が刻命裕也を熱演!

 そんな今作では、如月学園だけでなく、新たに白檀高等学校のキャラクターも登場。中でも注目なのは、原作ファンの間でカリスマ的な人気を誇る「刻命裕也」だ。普段は物腰が柔らかい性格だが、とあることをきっかけに豹変してしまうというキャラクター。そんな刻命をミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンの跡部景吾役をはじめ、『仮面ライダー鎧武』(テレビ朝日系)では悪役である戦極凌馬を演じ、注目を浴びた俳優の青木玄徳が熱演する。

 今回は、青木玄徳に刻命の魅力をはじめ、『コープスパーティーBook of Shadows』の撮影現場の裏話、また見どころなどをうかがった。

■刻命は“嘘なく”演じました

青木玄徳に聞く刻命裕也の魅力「杉田智和さんの声を一瞬意識しました」~『コープスパーティーBook of Shadows』 の画像3

――昨年、生駒里奈さん主演で公開され、話題を呼んだ映画の続編ということで、オファーを受けた時、どのような気持ちでしたか?

青木玄徳(以下、青木) 乃木坂46の生駒里奈ちゃんとは今回初共演だったのですが、昨年、『リボンの騎士』というミュージカルで乃木坂46の方々と共演していたので、「また乃木坂の人とお仕事できる」という印象でした。あと、前田希美ちゃんはドラマ『牙狼〈GARO〉~闇を照らす者~』(テレビ東京系)で少しだけ共演していましたし、それから、『テニミュ』で共演した池岡亮介くん、水石亜飛夢くんがいたので、現場に入りやすそうというか、久しぶりな人に会えるという楽しみもありましたね。

――これまでに2次元のキャラクターをはじめ、さまざまな役を演じてきた青木さんですが、刻命を演じる上で心がけたこと、気をつけたことはありますか?

青木 彼は、なかなか強烈なキャラクターですよね。原作ファンの方たちが彼に抱くイメージはやっぱり全員が違ったりすると思うので、刻命を演じるということを念頭に置きつつも、意識しすぎないくらいにしました。監督からも「自然なお芝居をなるべく大切にしたい」という話を聞いていたので、アニメキャラクターやゲームキャラクターっていうのは意識しすぎずに演じました。

――刻命は「サイコパス」とも言われたりしますよね。

青木 サイコパスめのキャラではありますね。僕は、前半と後半でこのキャラクターを演じ分けているんですけど、最初、白檀高校のみんなでおまじないをして天神小学校に行ってしまう時にあった仲間との関係性だとか友情は“本物”だと思っていて。その点で僕は「嘘なくいこう」と思ってたんです。それで後半戦、豹変することになって、「あいつ騙してたんだ!」ってなるんですけど、最初から騙していたわけではなくて、そういう境遇に立ってしまったことで、ちょっとおかしくなってしまったと。おかしくなったというより、元々心の奥に、あった芽が出て花が咲いてしまったというか。本来普通に生きていたらたぶん花咲くことがなかった部分が、こういう状況に陥って花が咲いてしまったんだろうなと。

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