銀河劇場収得の代アニが2.5次元舞台に着手 謎の“本番練習”で蘇る悪夢とは!?

 つっこみどころはそれだけでなく、声優2.5次元演劇科の年間スケジュールを見ると、“本番練習”のほかにも、1年次の後期には「2.5次元舞台バックステージ見学」という気になるカリキュラムが予定されている。これには「接触厨(接触することが目的のオタク)が食いつきそう」との声も。また、2年次の前期には「コスプレ衣装制作」もあり、これから作品を生み出す側が、作り手や演じ手へ配慮のない「2.5次元舞台=ただのコスプレ」ともとれる表現を使っていることに、「2.5次元舞台は代アニ的にコスプレ劇の位置付け?」と、これもまた波紋を呼んでいる。

 今のところ肯定的な意見はほとんどみられない「声優2.5次元演劇科」。確かに、今盛り上がりをみせる「2.5次元ミュージカル」の後進の育成につながるとも言えるのだが……。ある舞台ファンの女性は、「前に学生が2.5次元舞台に関わって騒動になったことがあるんです」と語る。

「ある舞台の公演で音響が酷いとファンの間で話題になり、ネットの住人が調べたところ、出演キャストのブログへのコメントやSNSへの投稿でその音響を担当したのが学生スタッフだったことがわかり騒ぎになりました。技術不足だけならまだしも、出演キャストの情報漏洩疑惑もあって、その意識の低さから界隈では一時騒然。その学生のアカウントが炎上しました。観客だけでなく、役者にとっても最高の思い出になるはずの舞台が、最悪な思い出になってしまったと思います……。“本番練習”という言葉のニュアンスには、どうしてもネガティブなイメージが浮かんでしまいますね……」(舞台ファン)

 観客は、時間と決して安くはないチケット代を費やしている。その対価に見合わないものをわざわざ見せられた挙句、作品や出演者には責任のないところで、舞台全体の評価が下がるとすれば、このような感情を抱いてしまうのも頷けるだろう。プロとして板の上に立つならば、“最悪”な形ではなく、“最高”の形で観客の心に残る作品を作り上げてほしいと願う。

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