銀河劇場収得の代アニが2.5次元舞台に着手 謎の“本番練習”で蘇る悪夢とは!?

1605_yoani_02.jpg代アニ公式サイト「代アニ通信DX」より

 今年2月に発表された「東京 YOANI劇場」(発表時は「天王洲 YOANI劇場」)の設立(前回記事)。銀河劇場の収得に伴ってか、専門学校・代々木アニメーション学院では2017年4月より「声優2.5次元演劇科」を設け、公式HPでは、「プロさながらのレッスンで2.5次元演劇の学習を行う」と謳っている。カリキュラムの中には、「殺陣アクション」「キャラクター解説」など、それらしいものが並ぶ中、「銀河劇場で本番練習!!」と、舞台本番なのか練習稽古なのかよくわからない授業も。今、その“本番練習”という表記をめぐって、舞台オタ、俳優オタを中心にネット上で話題となっている。

 一体、“本番練習”とは具体的にどういうことなのか……。

 代々木アニメーション学院の公式サイト内「代アニ通信DX」によると、「舞台『弱虫ペダル』、『曇天に笑う』、ミュージカル『薄桜鬼』、『ダイヤのA』The LIVE Ⅱの舞台に立てる!」との煽り文句とともに、その意味が説明されている。

 どうやら“本番練習”とは、学生による舞台や映像作品の上映、展示を校内だけでなく、“劇場を使用し、実際のお客様の前でプロとして作品をお見せすること”を指すらしい。また、「お金をいただく以上、それに見合うクオリティ、プロとしての意識が必要」、「『プロ』として作品を作り上げ、実際にお客様の前で発表することで、学生の意識と技術を飛躍的に向上させる」と、学生のうちからプロ意識を教え込むことを目的にしているようだ。

 同劇場ではこれまでの営業公演に加え、協力関係各社との2.5次元舞台の公演も予定されており、そこに代アニの学生を出演させて経験を積ませるのだとか。これには、「結局、『学生公演を銀劇で客も入れてやります!』なのか『銀劇を使うともれなく代アニ生が本番の舞台についてくる!』なのかどっちなの」「代アニ劇場の件、作り手・演じ手・劇場・観客、舞台に関わる全方面に対して敬意がまったく感じられないのが嫌だ」など、舞台ファン・俳優ファンから非難の声があがっている。「プロ」というならばそれ相応の技術や意識を持って舞台に上がることは当たり前のことであるし、幕が上がったらそれはもう“本番”だ。わざわざお金を払って“練習”を見に来る客は、「我が子の晴れ舞台を」という両親や、よほどの物好きでもなければ、まずいないだろう。

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